2021年10月に新たに岸田内閣が発足し、北朝鮮拉致問題への対応が注目されていました。
しかし、北朝鮮拉致問題はいまだ解決に至らず、ネット上では日々さまざまな憶測や推測が飛び交っています。
その中でも有名なものの1つに「横田めぐみさんは金正恩氏の母親」という、にわかには信じがたい説があるのはご存知でしょうか?
今回は横田めぐみさんと金正恩氏の関係について
- 金正恩の母親『横田めぐみ説』の元ネタ
- 金正恩の母親『横田めぐみ説』の内容
- 金正恩は横田めぐみの息子に関する噂を紹介
- 金正恩の母親『横田めぐみ説』についてのまとめ
以上の内容をお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください!
金正恩の母親『横田めぐみ説』どこから?
こちらは2012年に出版された『横田めぐみさんと金正恩』。著者の飯山一郎氏は本書の中で
1977年に拉致された横田めぐみさんこそ金正恩氏の母親
という持論を展開しています。
飯山氏がブログで公開していた内容を編集して出版したものなので、横田めぐみさん母親説の起源は飯山氏のブログということになりますね。
この衝撃的な内容は当時大きく取り上げられ、大手タブロイド紙にも紹介されるほどでした。
真偽はともかくとして強烈に興味をそそられる主張ですよね!
それではその内容を見ていきましょう。
金正恩の母親『横田めぐみ説』の内容は?
横田めぐみさんが金正恩氏の母親という説ですが、まず横田めぐみさんは一般人ではなく「日本皇族と朝鮮王朝の子孫」ということを前提としています。
- 母方の祖父:李垠(イ・ウン)→大韓帝国の皇太子
- 母方の祖母:李方子(まさこ)→梨本宮家・第一王女子
つまり横田めぐみさんの拉致は情報収集目的ではなく、高貴な女性を妻に迎えることが目的だったということなんです。
こうして金正日氏の正妻として迎えられた横田めぐみさんは
19歳になる9ヶ月の83年1月に金正恩氏を産んだ
と言われています。
金正恩氏の「恩」という文字には「めぐみ」という意味があり、両親から1字ずつとって「正恩」と名付けられたのだそうです。
公式には、金正恩氏の母親は高容姫さんとされています。
上の画像の女性ですね。
しかしこれは日本人が母親だと都合が悪いため、カモフラージュとして公開された嘘の情報なのだとか。
北朝鮮の国母である横田めぐみさんが日本に帰れるはずもなく、北朝鮮が横田めぐみさんの引き渡しを頑なに拒んだ理由も説明がつくわけですね。
もちろんこれらの話は、全て憶測の域を出ません。
しかし、ここまで聞くとなんだか辻褄が合っているような気がしてこないでしょうか…!
金正恩に謎の家系図?目撃情報もネットで浮上
謎に包まれた横田めぐみさんと金正恩氏の関係ですが、ネットには真偽不明な数々の噂が存在します。
今回はその中でも特に有名なものをいくつかご紹介します!
金正恩と安倍元首相は親戚関係!?
こちらはネット上で拡散されている金正恩氏の家系図になります。
このように、横田めぐみさんが金正恩氏の母親ということになっていますね。
さらには安倍晋三元首相の名前まで…。
上記の家系図では、安倍元首相のいとこが横田めぐみさんということになっているんです!
つまり、安倍元首相のいとこの子が金正恩氏ということに…。
さすがに眉唾な話ですね。笑
横田めぐみさんの目撃情報がある?
横田めぐみさんにまつわる噂のひとつとして、「横田めぐみさんは何度も訪日している」というものがあります。
これまでに何度もお忍びで日本を訪れていて、ご家族にも何度も面会しているというのです。
横田めぐみさんが日本を訪れる際には、東京の多摩地域にある『横田基地』まで北朝鮮からの直行便が出ていると言われています。
横田基地は横田めぐみさん専用の空港として用意されたもので、名前の由来も横田さんの名字から取っているという情報も…。
※公式には基地の横にあった村の地名から取られたとされています。
ツイッター上では
横田基地周辺で横田めぐみさんの目撃情報がある
というツイートも散見されますが、確定的な情報は見つかりませんでした。
死亡情報や生存情報が交錯し、生死が不明確な横田めぐみさん。2023年現在もご存命で日本にやってきているとしたら…。
とんでもないスキャンダルになることは間違いないでしょう!
金正恩と横田めぐみの親子説は都市伝説級!
ここまで、金正恩氏と横田めぐみさんの親子説を中心にネット上の噂をお伝えしてきました。
かなり突飛な話が多かったですが、やはりよくある陰謀論なのでしょうか?
それぞれの説を細かく調べてみると、その時々の日本政府の対応を詳しく説明していたり、北朝鮮の裏事情についてもよく調査されており
簡単にガセネタと言い切れない雰囲気
があるんですよね。
かなり強引ではありますが、多くの人がこのストーリーに惹きつけられるだけの説得力はあると思います。
ただ、こじつけや証拠が示されていない部分も多く、やはり都市伝説の域を出ないというのが私個人の感想です。
日本政府と北朝鮮、さらには拉致被害者までグルになって嘘をついているというのは、やはり考えにくいと思います。
拉致問題に対する全ての情報が公にされていないため、ひとつの可能性として生まれた話にすぎないのではないでしょうか。
2024年現在、拉致問題を担当しているのは林芳正内閣官房長官。なにか進展があればいいですね。
もしかしたら、今回紹介した説を裏付けるような新しい情報が公にされるなんてこともあるかもしれませんね。