初代ドラえもんの声優として活躍された大山のぶ代さん。26年間担当したドラえもんは2005年3月に降板しました。
すっかりメディアから姿を消してしまった大山のぶ代さん。
そんな大山のぶ代さんの2024年現在を気にしている人も多いようで、ネット上では「生きてる」「亡くなった」というワードで検索されているようです。
今日ここでは、大山のぶ代さんの現在にまつわる
- 生きてる?死亡説も
- 認知症でドラえもん忘れる
- 老人ホームどこ
- 現在の姿や病状
- 旦那・砂川啓介の死因や死別
について詳しく紹介します。
ぜひ、最後までお付き合いくださいね!
【2024現在】大山のぶ代生きてる?死亡説も浮上
ドラえもんの初代声優を26年間も担当された大山のぶ代さん。ハスキーボイスが印象的でしたよね。
お馴染みの「ぼくドラえもん」というフレーズは、大山さんのアドバイスによって生まれたものだとか。
大山のぶ代さん効果で、ドラえもんは国民的アニメに成長します。
しかし、大山さんに『直腸ガン』が判明。2005年にはドラえもん声優の降板を自ら申し入れたそうです。
幸いなことに直腸ガンは完治し、大山さんは料理研究家や声優の指導者として精力的に活動していました。
新たな分野で活動していた大山さんでしたが、メディアへの露出は徐々に減少。そのためネット上には「死亡説」や「生きてる」といったワードが飛び交います。
実際Yahooでは、大山のぶ代さんの死去や死因について検索している人もいるようです。
しかし、大山のぶ代さんにまつわる『死亡説』は完全なガセ。
大山さんは2024年現在、認知症を患い老人ホームで暮らしているようです。
大山のぶ代は現在認知症!病気いつから?
大山のぶ代さんに認知症の症状が出始めたのは、2009年頃とされています。
実は大山さんは2008年に脳梗塞を患っていたため、周囲の関係者は「脳梗塞の後遺症」だと思い、認知症には気付かなかったそうです。
しかし、その症状は次第に重くなっていき、日常生活のちょっとしたことまでサポートしなければならない状態に。
認知症と診断された大山のぶ代さんは、夫やマネージャー、家政婦さんの協力を受けながら自宅で生活していたそうです。
ところが、介護キーパーソンである夫の砂川啓介さんは『尿管がん』を患います。
自身の抗がん剤治療で入退院を余儀なくされた夫は、大山のぶ代さんの在宅介護を断念。認知症の大山さんを預ける老人ホームを探すことになりました。
大山のぶ代が入所してる老人ホームどこ?
大山のぶ代さんが入所した老人ホームについては、詳しいことは一切公表されていません。
ただ、夫の砂川啓介さんは頻繁に施設を訪れており、30分ほど面会していたとか。
大山のぶ代さん夫妻の自宅は、東京都目黒区にあります。
病気を患った夫砂川さんの体調面を考えると、自宅から通いやすい都内の老人ホームに入所されたのではないでしょうか。
ちなみに目黒区内には16軒の高級老人ホームがあり、入所一時金の平均価格は2000万円ほど。
最も高額な施設になると『1億円の入所金』が発生するようです。
26年間ドラえもんの声優を担当された大山のぶ代さん。その推定年収は2000万円とも言われています。
これまでの声優人生や資産を考えると、金銭的にはかなり余裕があると思いますので、目黒区内の自宅から近い高級老人ホームで暮らしている可能性が高そうですね。
大山のぶ代は現在、認知症でドラえもん忘れる
2009年頃から症状が出始め、2012年秋頃『アルツハイマー型認知症』と病院で診断された大山のぶ代さん。
旦那(夫)砂川啓介さんが妻の認知症を世間へ公表したのは、発症から約3年後の2015年5月になります。
この頃の大山のぶ代さんは2分前のことも忘れてしまい、一人では留守番も出来ない状態だったとか。
また、料理が得意で面倒見のいい姉御肌の大山さんでしたが、料理を作ることも入浴や食事も一人では困難になっていたそうです。
夫の砂川啓介さんは、大山のぶ代さんの認知症について次のよう語っていました。
台所に行ってみると、鍋を空焚きしているではないか!
慌てて火を止めたが、彼女は、その横で平然と野菜を切っていた。鍋を火にかけたことなんてすっかり忘れ、目の前の野菜を一心不乱に切っているのだ。彼女の目と鼻の先で焦げている鍋の煙にも、臭いにも一切、気づかないままに……。
引用元:文春オンライン
火事になることを恐れた砂川啓介さんは、料理番を引き継いだそうです。
認知症の進行とともに、温厚だった大山さんの性格はとても怒りっぽくなっていきました。
夫の砂川さんは、妻の変貌ぶりを受け入れられなかったといいます。
そんな砂川さんが最もショックを受けたのは、大山さんが自身がドラえもんであったことを忘れた現実…。
大山のぶ代さんが声優を引退したのち、新たなキャストにバトンタッチされたドラえもん。
大山さんはその放送やキャラクターを見ても、認知症の症状から自分と重ねることはなくなったそうです。
自身がドラえもんの声優を務めたことを忘れてしまった大山のぶ代さん。
ネット上には、次のコメントが投稿されていました。
大山のぶ代が認知症でドラえもんを忘れてしまったと。ネトフリでドラえもんの映画を見ながら1人切なくなっている。かなしいな。
— りんごが大好きな渡辺🍎 (@ringogadaisuki7) March 25, 2019
大山のぶ代の認知症についての報道であった「今では自分がドラえもんだったことも忘れてしまったそう」ってフレーズが悲しすぎるし詩として美しすぎた
— ヒラギノ游ゴ/ヒラノ遊 (@VolumeToneTone) May 28, 2018
ドラえもん=大山のぶ代さん世代のファンにとっては、とても悲しい現実ですね。
旦那(夫)砂川啓介は心中も考えた
認知症特有の徘徊や排せつ問題に向き合っていた夫の砂川啓介さんでしたが、妻の病状を世間に公表するのは躊躇していたとか。
ドラえもん声優としてブレイクした大山のぶ代さんのイメージを壊したくなかったのかもしれません。
しかし、あまりにも過酷な日々に心を崩し、一時期は一家心中を考えるほど追い詰められていきました。
そんな時、友人である毒蝮三太夫さんの勧めで、世間に公表することを決断したそうです。
こちらは、毒蝮三太夫さんのインタビュー記事。
「大山さんは、しゃべれることはしゃべれるけど、前みたいには話せない。砂川にはつらいはずです。でも彼女は『啓介、啓介』と言ってて、本当に彼が頼りなんです。だから、『お前がダメになって、大山さんもダメになったら、こんな悲惨なことはない。このままじゃ介護疲れを通り越して、介護倒れになっちまうよ』って。ラジオにも出て、大山さんの状態を公表したらいいじゃないかって言ったんです。
同じ認知症で苦しむ家族に役立てばと、砂川さんは出演したラジオ番組で妻の認知症を初告白。
また介護エッセイ『娘になった妻、のぶ代へ』も出版します。
そんな砂川さんは「妻が認知症の新薬で記憶を取り戻すまで、諦めずに長生きしたい」と語っていました。
認知症で老人ホームに入所された大山のぶ代さんですが、2024年現在の病状が気になりますね。
大山のぶ代【2024現在の姿】認知症の病状は?
夫砂川啓介さんの癌治療により、2016年から老人ホームで暮らしている大山のぶ代さん。2024年3月現在の年齢は90歳。
どうやら姉御肌の大山さんは、施設でジャイアンになっているようです。
ドラえもんではなく”ジャイアン”というのが面白いですね。
大山のぶ代さんの知人によると
ホームではちぎり絵教室や合唱の時間があるのですが、のぶ代さんは仲のよい友人たちと一緒に楽しく取り組んでいるそうです。彼女は“姉御肌”ですから、あれやこれやとみんなを仕切ってあげるのが上手。いわばリーダー的存在で、いまでは“ホームのジャイアン”になっています。
社交的な大山さんは、老人ホームの人気者になっているといいます。
また、認知症の症状は進行しているものの、施設の規則正しい生活のおかげで体調面の不安はないそうです。
大山のぶ代と旦那・砂川啓介の馴れ初め
1963年8月舞台『孫悟空』で共演し、交際がスタートした大山のぶ代さんと砂川啓介さん。約半年間の交際を経て、1964年2月に結婚します。
芸能界きっての”おしどり夫婦”としても有名なおふたり。
認知症の妻を献身的に介護し、妻の回復を心から望んでいた砂川啓介さんでしたが、2017年7月11日に死去。死因は尿管がんで享年80歳だったようです。
大山のぶ代さんのために「長生きしたい」と語っていた夫の砂川さんは、抗がん剤治療に励むも帰らぬ人となりました。
夫砂川啓介さんの入院中、マネージャーに連れられて介護施設から何度もお見舞いに訪れていたという妻の大山のぶ代さん。
夫の顔はわかるようで「啓介さん」「お父さん」と呼びかけていたそうです。
病室ではテレビで相撲観戦するなど、夫婦水入らずの時間を過ごしていたとか。
砂川さんは亡くなる直前、マネージャーに「すまない、頼むよ」と大山さんの世話を託して旅立ちました。
最愛の夫に先立たれた大山のぶ代さんは認知症ではあるものの、砂川啓介さんの死を理解していたようです。
大山のぶ代と旦那の死別が泣ける
大山のぶ代さんが亡くなった夫・砂川啓介さんと対面したのは”斎場”でした。
子供がいなかった大山のぶ代さんにとって、夫の砂川啓介さんはたった一人の肉親。
棺の横で「お父さん」と言ってポロっと涙をこぼした大山さんは、すぐに部屋から出ていこうとしたそうです。
大山さんは認知症を患ってはいるものの、最愛の夫の死を認識し悲しんでいるようにも見えますね。
そんな大山さんの精神状態や体調面を考慮し、葬儀への参列は控えたとのこと。
砂川さんの死後、大山さんの施設にはマネージャーが通っていいるといい、夫に代って大山さんの面倒をみているようです。
砂川啓介さんは死去する1年前の10月16日、妻・大山のぶ代さんの誕生日に3着の花柄パジャマをプレゼントしたとか。
すっかりゴムが伸びきっているそうですが大山さんは夫の死後、そのパジャマを毎日着続けていたそうです。
砂川啓介さんは生前、認知症になった妻について「彼女は完全に子どもになった。娘のような愛しい存在」と語っていました。
老人ホームで天真爛漫な日々を送る大山のぶ代さんを、天国から微笑ましく見守ているかもしれませんね。
http://migration.hatoltd.com/archives/37103
大山のぶ代マネージャーと親族の確執
夫の砂川啓介さんは自身が癌を患った際、妻である大山のぶ代さんの世話をマネージャーAさんに託しました。
Aさんは大山さんのマネージャーを30年以上担当しており、砂川さんからの信頼も厚かった人物。
砂川さんはマネージャーAさんに一定額のお金を渡し、大山さんの世話をお願いしていたといいます。
しかし、このマネージャーと親族の間で確執が起きているようです。
メディアの報道によると、夫である砂川啓介さん亡き後、大山のぶ代さんには多額の遺産が残されました。
2024年現在、遺産を含めた財産全てを管理をしているのが成年後見人となった砂川さんの兄弟。
お子さんのいない大山さん夫婦は、親族を頼らざるを得なかったのかもしれません。
成年後見人となった親族は、マネージャーであるAさんに支払われている金銭に対し「本当にそんな約束があったのか?」と疑問を持っているとの報道。
一方、大山さんの面倒を全て一人で見ているマネージャーAさんは、「成年後見人が大山さんファーストでちゃんと考えてくれるのか」と不安視していると報じられています。
メディアによると、成年後見人である親族は、マネージャーAさんを解任できる権限を持っているとか。
また、大山のぶ代さんの介護施設の費用が高いと判断すれば、契約を解除し、別の施設に入所させることもできるそうです。
妻である大山のぶ代さんのために『成年後見人制度』を利用した夫・砂川啓介さん。
ところが、この制度が原因で、親族とマネージャーの間に不穏の空気が流れているようです。
砂川啓介さんの希望通り、大山のぶ代さんファーストな介護が行われると良いですね。
自宅には今も夫婦の表札が残されていた
2017年7月11日にこの世を去った、大山のぶ代さんの旦那(夫)砂川啓介さん。
妻の大山のぶ代さんは2024年現在、老人ホームで暮らしており、目黒区の自宅は『空き家状態にある』とされています。
そんな自宅には、今も夫婦2人の表札が残されているとか。週刊女性の報道によると
ふたりが暮らした都内の一軒家には、変わらず表札が掲げられていたが、大山を含めて人の出入りはなく“空き家”状態。
こちらが、砂川啓介さんと大山のぶ代さん夫婦の表札。
夫の砂川啓介さんが亡くなった後、夫婦の個人事務所は税理士の男性が引き継いだようです。
大山のぶ代さんが再び、自宅に戻る日は来るのでしょうか。
大山のぶ代の現在は認知症【まとめ】
大山のぶ代さんの2024年現在について紹介しました。
認知症を患い、自身がドラえもん声優ということも忘れてしまった大山のぶ代さん。夫・砂川啓介さん亡き後も、老人ホームで生活しています。
2024年現在90歳となった大山のぶ代さんですが、施設の人気者になっていました。
ただ、認知症の症状は進行している様子。
砂川啓介さんの願いでもある認知症の新薬の開発が進み、大山のぶ代さんが記憶を取り戻す日がくるといいですね。
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