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大坂なおみ性格悪そうな理由4つ!うつ病も嘘?メンタル弱すぎ・わがままの声も

東京オリンピック金メダリスト候補とされるプロテニス選手大坂なおみさん。

世界ランク2位と群を抜く強さですが、オリンピック出場が危ぶまれています。

試合後の会見拒否や試合出場棄権など、なにかと世間を騒がせている状況であり、性格の悪さを指摘する人も。

さらには大坂なおみ選手が自身のうつ病を公表したことで

嘘なのではないか?メンタルが弱すぎるという声もあがっています。

今回はなぜ大坂なおみ選手の性格の悪さが話題になっているのかを、これまでの流れを振り返りながら解説していきたいと思います。

大坂なおみの性格が悪そうな理由4つ!

SNSでは大坂なおみ選手の性格についての投稿が多数あります。

性格が悪いと言われることもしばしば…

ではなぜ大坂なおみ選手の性格が悪いと感じてしまうのでしょうか?

大坂なおみ性格悪そうな理由①ラケットを投げ壊す

大坂なおみ選手はこれまで試合の流れが悪くなると

”ラケットを投げ、破壊する”ということが多々ありました。

http://migration.hatoltd.com/archives/19968

選手にとってラケットは相棒であり、大切な道具です。

特に大坂なおみさんとラケットを提供しているヨネックスにはとても深い関係があります。

ヨネックスが大坂選手と、テニスラケットやウエア、シューズなどを提供するスポンサー契約を結んだのは、同選手が10歳の頃、2008年のことだ。

大坂選手の母親が、ヨネックスの米山勉会長に「スポンサーになって欲しい」旨の手紙を書き、ヨネックスの米国拠点にいるスタッフが、ジュニアトーナメントを観戦してサポートすることを決めた。

スケールの大きさ、性格、周囲の育成方法などさまざまなことを考慮に入れてジュニアのプレーヤーとのスポンサー契約を決めたわけだが、

「何も大坂選手だけが、世界中でサポートしているジュニアのテニスプレーヤーの中で特別だったわけではない」

と、石田氏は強調する。

https://toyokeizai.net/articles/-/238537

石田さんはヨネックスの宣伝部長です。

ヨネックスが行ってきたこの長年の”種まき“が実を結んだというわけです。

そしてまた、大坂なおみ選手もヨネックスのおかげで世界のトップに立つプロテニスプレイヤーとなりました。

大坂なおみ選手にとってヨネックスは恩人と言えます。

それにも関わらずラケットを投げてしまうというのが性格が悪いと言われてしまう原因の一つです。

https://twitter.com/bayside_blue_/status/1399727991555461123

試合の流れが悪くなってしまった際に、

ラケットを投げることで気持ちを切り替えるのだと思います。

しかし大坂なおみ選手を長年支え続けてくれているヨネックスを思うと残念ですね。

大坂なおみ性格悪そうな理由②スポーツに政治を持ち込む

大坂なおみさんは日本国籍ですが、アメリカ国籍を選択することもできました。

ではなぜ日本国籍を選んだのでしょうか?

シンプルに、日本の代表として世界の舞台で戦いたいということだ。

イギリスのロイター通信は彼女の決断を要約して次のように報道している。

「大坂なおみは2020年のオリンピックに日本代表として出場するために、アメリカの市民権を放棄する手続きを取った、と日本のメディアが伝えている。両国とも二重国籍を認めていないため、日本国籍かアメリカ国籍のどちらかを選択する期限の日が近づいていたのだ」

https://www.thetennisdaily.jp/news/off-court/2019/0038818.php

しかし、自分の意思で日本国籍を選んだのですが、このような発言もされています。

私はアスリートである前に黒人女性です。今は私がテニスをする様子を観るよりも、重要なことがあると思います。

これは2020年8月23日に、黒人男性が警察官に7発銃撃された事件に抗議した際に発言したものです。

大坂選手はこれまでもSNSで「Black Lives Matter」(=アフリカ系アメリカ人のコミュニティに端を発した、黒人に対する暴力や構造的な人種差別の撤廃を訴える、国際的な積極行動主義の運動)への賛成の意を示していました。

これに対しツイッターでは多くの意見が投稿されています。

https://twitter.com/nipponkairagi/status/1304917464388575233?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1305003309242019841%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es2_&ref_url=https%3A%2F%2Fsaolifegetwell.com%2Fosakanaomi-hate-reason%2F

スポーツの世界に政治を持ち込まないでほしいという意見は大坂なおみさんの耳にも届いています。

それに対し大坂なおみさんは

これは人権の問題です。なぜ私よりもあなたの方がこの問題について『話す権利』があると言えるのでしょうか?

これには

「その通りだと思う」「天気やランチの話をするように、人権について話すべき」

など賛同の声も寄せられているので一概に悪いとは言えないですね。

大坂なおみ性格悪そうな理由③自己主張が強い

記憶に新しいのが大坂なおみ選手の会見拒否騒動です。

全仏オープン開幕4日前に突如

”試合後の記者会見をしない”

ことを発表しました。

選手の心の健康が無視されている

大坂なおみ選手は1回戦勝利後、宣言通り会見を行いませんでした。

これにはファンも大ブーイング。

・本当に自己主張の強い人だな。どの世界にも妥協しなくてはならないことはあるはず。

・主張は理解できるけど抗議する相手が違う。悪いのはおかしな質問をする記者であって主催側では無い。

・プロスポーツ選手はメディアを通してファンに声を届けるのは義務と言っていい。

・気に入らない質問がある、レベルの低い記者がいることは改善が必要があるとして、インタビューの拒否は甘い汁だけ吸って義務を怠る行為。

・全仏や四大大会からもクレームが来ているというのは異常なことです。大会追放もあるかも知れないので冷静に対応した方が良い。

・多くのスポンサーも失望しているだろう。一連の対応が、子供に見えるし性格が悪そう。

記者会見を「心の健康状態が無視されている」と一方的に拒否した対応に疑問を持つ声が多いようです。

また、出場するからには記者会見をする義務があるという意見も目立ちます。

意見を交わし解決するという選択をとらなかったため、

自己主張が強すぎるという印象を与えてしまいました。

これも大坂なおみさんの性格が悪そうと感じてしまう要因です。

しかしメディア側の失態も少なからずあるように思えます。

試合をきちんと見ていない、その競技に詳しくないジャーナリストに質問される、敗者の傷に塩を塗るような無慈悲な質問をされる、同じような質問が繰り返される、試合とは関係のないプライベートな質問が頻繁に飛ばされる等、アスリートの記者会見には様々な改善すべき問題があるはずです。

https://webronza.asahi.com/culture/articles/2021060700010.html?page=2

大坂なおみ選手は複雑な気持ちでインタビューを受けていたのでしょう。

今回は不満が爆発してしまったのかもしれませんね。

大坂なおみ性格悪そうな理由④わがまま

さらに性格を疑ってしまうこんな過去も。

記者会見などを拒否したことから波紋が広がっている大坂なおみ選手。

様々な意見が寄せられている中、ネット上では

過去に大坂選手が15歳の選手にインタビューを強要したという事実

にツッコミが殺到しています。

大坂選手は2019年に行われた全米オープンの女子シングル3回戦で、当時15歳だったココ・ガウフ選手に勝利。

通常、勝者のみがコート上で受けることができるインタビューに、

敗者のガウフ選手を呼び寄せ、2人でインタビューに応じていたのです。

https://getnews.jp/archives/3024582

しかしこれは無理やりインタビューさせたというよりは

お互いの健闘を称え合ってのことという意見もあります。

しかし当初は絶賛されていた行為でしたが、今回大坂なおみ選手が会見拒否をしたことで

自分も同じようなことをしているのに自己中でわがままでは。

と世間の意見が変わってしまいました。

うつ病公表後出しで嘘疑惑!

会見を拒否し、1万5000ドルの罰金処分を受けた大坂なおみ選手。

フランステニス連盟のジル・モレトン会長は今後も大坂なおみ選手が記者会見を行わない場合は大会から追放、さらには多額な罰金や4大会出場停止もあり得ることを示唆しました。

これを受け大坂なおみ選手は2回戦を棄権することを発表。

想像もせず、望んでもいない状況。みんながテニスにまた集中できるように、そして私の健康を考えて棄権します

さらにうつ病も公表し、この流れに世間でも疑問視する声が。

会見はしたくないけれど、SNSでは主張はしたい。

グランドスラムは棄権はするけれど、五輪には出たい。風向きが変わってきたから、うつ病であることを告白した――。

もちろんメンタルヘルスに理解を示していくことは重要だが、今のままだと大坂選手は義務は捨て置き、うつ病を免罪符に自身の権利のみを主張しているように映ってしまいかねない。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8f640aac97d70015edd28783c8f1d67d154b4887

うつ病は嘘ではないのか?とも言われており、うつ病を公表したことが裏目に出てしまっています。

さらに大坂なおみ選手はうつ病を公表しながらも、東京オリンピック出場には前向きな姿勢を示しています。

女子テニスの大坂なおみ選手(23)=日清食品=が5月31日に全仏オープンの棄権と、うつ状態にあることを公表した。

関係者によると、金メダルが期待される

東京オリンピックへの出場には意欲を見せているという。

大坂選手は以前、「東京でプレーすることはとても特別なこと」と話していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/e1b3f3b055880ddea2d771e4a6172ec984aba291?tokyo2020

これに対し、「うつ病ってそんなに簡単に治る病気ではない!」という意見が多く飛び交っています。

https://twitter.com/bpKBCmyoDon5Gat/status/1401838956065345536

「うつ病って2カ月程度休んだら、五輪に出られるぐらい軽いものなのか?」と、

うつ病に対する理解を遠ざけてしまう恐れもある。

大坂選手は、来月開幕する東京五輪については、体調などを見ながら出場したいとする意思表示したと報じられている。

これが本当だとしたら、実際に今うつ病と戦っている人たちについて誤った印象を与えてしまう懸念すらあるだろう。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8f640aac97d70015edd28783c8f1d67d154b4887

真相は不明ですが、うつ病の度合いにも寄りますので一概にうつ病は嘘とは言えません。

メンタル弱すぎと批判も

ほとんどの選手が試合後には記者会見を行います。

それを大坂なおみ選手が拒否し、さらには試合を棄権したことで

”メンタルが弱すぎるのではないか”と言われるようになってしまいました。

しかし現在はSNSがあって世間の反応が可視化されるという点では、

アスリートの心の負担がより大きくなっているのも事実です。

さらには大坂なおみさんは日本国籍ということもあり、インタビューを母語ではない日本語で求められることも多く、それもストレスだったのではないでしょうか?

しかし今回のこの一連の流れは、良い意味で今後のスポーツ界に大きな影響を与える可能性があります。

スポーツ界において、彼女のレベルまで到達していない選手が心の不安を告白すると、日本においては『君の弱さだ』と言われることが多かった。

大坂選手のおかげで、選手たちが精神の不調を言いやすくなったと思います。ケガや故障だけではなく、メンタルも休む理由になると

https://news.yahoo.co.jp/articles/c9ddff3fd337c5dac4fc0371cdf8ed12f7c94ae2?page=1

ストレス社会の中、自分が潰れてしまうまえに助けを求めることはとても大切です。

無理をしないことで選手生命が伸びる可能性があるので、アスリートにとってメンタルヘルスは重要なことだと感じます。

まとめ

大坂なおみ選手の性格が悪いと感じてします点はいくつかあるのですが、プロとして世界で活躍するのは本当に凄いことです。

さまざまな意見・批判を浴びながらプレーすること、ましてや常に最高レベルのプレーを維持することは並大抵のメンタルでは出来ることではありません。

現在大坂なおみ選手自身も色んなことと葛藤している最中だと思います。

せっかく日本国籍を選んで戦ってくれているので、これからも応援していきたいですね。

http://migration.hatoltd.com/archives/19968