大坂なおみさんの父親の本名は、レオナルド・マキシム・フランソワさんといいます。
父親のレオナルドさんは、ハイチ出身でアメリカの市民権(アメリカ国籍)を取得したハイチ系アメリカ人。
大学卒業後に日本に来日し、英語教師や映画製作の仕事をしていた経歴があります。
今回は、大坂なおみさんの父親の出身や国籍、学歴や職業について、ご紹介します。
大坂なおみの父親の出身地はハイチ共和国!アメリカ移住で米国籍に?
大坂なおみさんの父親の本名は、レオナルド・マキシム・フランソワさんといいます。
父親のレオナルドさんは、ハイチの首都近郊にある港町ジャクメルの出身です。
ハイチは中央アメリカの西インド諸島に位置する共和制国家。
白人による植民地時代を経て独立した黒人国家です。
- 面積:27,750km(北海道の約1/3)
- 人口:10,711.1万人
- 公用語:フランス語
父親のレオナルドさんは、幼少期はハイチで過ごしたものの、途中からアメリカへ進学(留学)しています。
そして、そのままアメリカの市民権(国籍)を得て、ハイチ系アメリカ人となりました。
なぜアメリカに移住したのか理由は明かされていません。
しかし、ハイチは貧しい国なので「アメリカンドリーム」を夢見て移住したのではないか、と取材に応じた現地のシスターが話しています。
「私は大坂なおみを知っているわよ。でもハイチ人みんなが知っているわけではない。ハイチではテニスはマイナーなスポーツだし、日々の生活が苦しくてそれどころじゃないの。成功したい人はみなハイチを去って国外に行く。彼女のお父さんもアメリカに行ったのでしょう?」
引用:https://webronza.asahi.com/politics/articles/2019052300005.html?page=3
レオナルドさんの両親(大坂なおみさんの父方の祖父母)は現在ニューヨーク州在住という情報もあります。
レオナルドさん単身で移住したのか両親と移住したのかは定かではありませんが
両親の移住にともなって、息子のレオナルドさんもアメリカへ移住したと考えるほうが自然かもしれません。
仮にレオナルドさん単身で移住したのであれば凄い行動力です…!
いずれにしてもレオナルドさん一家の「向上心」や「負けん気の強さ」が感じられますね。
大坂なおみの父親の学歴は?ニューヨーク大学卒業の秀才だった!
父親のレオナルドさんは、高校からアメリカの学校に進学しています。
・アメリカ・シカゴのチルデン高校を卒業
・ニューヨーク大学を卒業
チルデン高校(Tilden High School)は、シカゴ・ミシガン湖のほとりにある街中の学校です。
またレオナルドさんの出身大学は、ニューヨーク大学だと言われています。
ニューヨーク大学(NYU)なのかニューヨーク市立大学(CUNY)なのかは情報が錯綜しておりはっきりしませんが
ニューヨーク大学は私立の名門大学ですし、ニューヨーク市立大学はアメリカで最も歴史のある公立大学群の1つ。
いずれにしてもフランソワさんは優秀な学生だったようですね。
なお、ニューヨーク大学(NYU)は、アメリカの中でも、大きな総合私立大学になります。
あとで述べますが、父親のレオナルドさんは映画制作の仕事にも携わっています。
ニューヨーク大学(NYU)の卒業生にはノーベル賞受賞者やハリウッド俳優・女優などがおり
ニューヨーク大学(NYU)は映画・演劇・音楽などの学科の評価が高いことでも有名です。
もしかしたら父親のレオナルドさんは、ニューヨーク大学(NYU)の出身で、映画の学科を専攻していたのかもしれませんね。
大坂なおみの父親の職業は?日本で英語教師をしていた経歴も
父親のレオナルドさんには様々な職歴がありますが、まずは大学卒業後の足取りを追ってみましょう。
父親のレオナルドさんは、大学卒業後に日本に来日しており、現在の妻である大阪環さんと出会いました。
おふたりの出会いは大阪環(おおさか・たまき)さんの地元・札幌です。
しかし、大阪環さんの両親が結婚に猛反対したため、お二人は、なかば駆け落ちする形で大阪へ移り住みました。
レオナルドさんは大阪で英語講師をした後、家族と一緒にアメリカに戻り、映画制作に携わっています。
大阪なおみの父親の職業①英語教師
父親のレオナルドさんは、大坂市内で大手語学学校の英語講師をしていました。
この頃に、大阪なおみさんが生まれています。
レオナルドさんは英語講師としての評判もよかったようです。
同僚の方は当時の様子を次のように話しています。
「大阪弁を喋るひょうきんなアメリカ人とお父さんは人気でした。大坂さんのお母さんも強烈な個性で面白い人。なおみちゃんが強くなれば、きっと人気者になるだろうなとみんなで話していたんです」
日本語をしゃべられるだけでもすごいですが、大阪弁でしゃべるあたりが、おもしろいですね。
会見でも、冗談を交えて話す大坂なおみさんですが、それは父親譲りなのかもしれません。
なお、大坂なおみさんは現在、母親の「大阪」の姓を名乗っています。
日本・アメリカのどちらで住むことになっても、不便が少ないように、という父親のレオナルドさんの配慮からとのこと。
とても娘思いの父親ですね!
大阪なおみの父親の職業②映画制作
大坂なおみさんが3歳のころに、レオナルドさん家族は、アメリカに移住しています。
そしてレオナルドさんは2006年~2012年にかけて3本の映画制作に携わりました。
作品は以下の通りです。
- 2006年『セルフィッシュ・ラブ』
- 2009年『ハードタイム』
- 2012年『ポップ・パ・パパ』
『セルフィッシュ・ラブ』には子供の頃の大坂なおみさんと姉の大坂まりさんも出演しています。
大坂なおみさん、映画も出てる。お父さんの2006年監督作品『Selfish Love』。子役はどう見ても、MARI & NAOMIだわ。https://t.co/8ouoJ9SpSu
— kentarotakahashi (@kentarotakahash) September 13, 2018
活躍した今の大坂なおみを知った上で、映画を見て見ると、おもしろそうですね。
どんな映画なのか、気になる方は、ぜひ見て下さい↓
陽気で楽しい映画というより、黒人の苦難を描いた社会的メッセージ性の強い映画ですね。
大坂なおみの父親についてまとめ
大坂なおみさんの父親のレオナルド・マキシム・フランソワさんについてご紹介しました。
レオナルドさんにはアメリカンフットボールやバスケットボールの経験はありますが、テニスに関しては全くの素人だったそう。
しかし、有名なテニスプレイヤーのビデオや本を参考に、大坂なおみさんを指導していたそうですから驚きです。
今後の益々のご活躍をお祈りしております!
http://migration.hatoltd.com/archives/20533