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近未来の日本のカタチを内閣府が発表!Society 5.0 って知ってる?



最近、ブロックチェーンやAIの話題がやたら増えてきたように思います。

実は近未来の日本をカタチを、2018年1月に内閣府が発表したのをご存知ですか?

私は最近知りましたが、とても興味深い内容です。今日は、近未来の日本のカタチについて考えてみたいと思います。

内閣府が制作した近未来動画「Society 5.0」

「未来が楽しみでしょ?」と微笑む可愛らしい女の子。「政府広報」のロゴが、動画の終盤に右上に入っています

荷物を運んでくれるドローン宅配、朝のメニューを提案してくれる冷蔵庫、売店に注文してくれるAIスピーカー、などが登場します。

働いている人はどこに?

動画に出てくる技術はもう既に出来上がっていて、日本の特区と呼ばれる場所で既に試験走行などが行われているそうです。

動画を見ていかがでしたか?ワクワクしましたか?

便利な世の中だなと思う一方で、私は変な違和感を覚えました。

あの動画のなかで働いている人は何人いたでしょうか。

テレビ越しに写っているお医者さんと、売店のおじちゃんだけ??

働いている人がどこにもいない。田舎だからでしょうか。

一般家庭の普通の朝を描いているのであれば、なおのこと違和感を覚えました。

あの子達のお父さんとお母さんは何故いないんだろう?

「未来投資戦略2017-Society5.0の実現に向けた改革-」という動画のなかで、安倍首相は次のように述べています。

人口が減ってもイノベーションによって成長できるのだという第一号の証拠になることを日本は目指しています」

随分と前から人口政策は日本の課題でそれは今でも変わっていないはずです。

ただ、私は「人口が減っても成長できる」という言葉の裏に「日本はもう人口が減ることを認めている」つまりは「人口を増やすことを諦めたのだろうな」ということを感じざるをえませんでした。

政府が認めている以上、動画のような時代は遠からずやってくる。

そう感じました。

今の選択が自分の未来を決める。

上の画像は、経済産業省が公式ホームページに掲載しているものです。

ジリ貧って、、と思いますが、捉えようによっては、私たち個々人へ向けられたメッセージのようにも感じますね。

AIが出来ない仕事というのは、既存の仕事の延長上では見つけにくいかもしれません。

というのも、今のサラリーマンがしている仕事の多くはAIでもできるマニュアル化された仕事だからです。

逆に言えば、新しい仕事のカタチをまさに今私たちの選択で作っていけるのだと捉えると面白い時代に生きていると思えるかもしれませえん。

一般に「無くなる仕事・減る仕事」のキーワードは次のようなものが囁かれています。

管理職 弁護士 エンジニア テレビ 農業
秘書 会計士 警備員 倉庫業務 物流
現場監督 税理士 教員 窓口業務 編集・校正
営業・顧客対応 社労士 研究者 公務員 飲食店

そして「生まれる仕事・伸びる仕事」のキーワードは次のようなものが囁かれています。

イケてる職人 予防医療 宇宙開発 AIを操る側 クリエイター
ショービジネス 感情のシェア 観光業 スナック経営 複業
ドローン 個人経営の店 音声認識技術 憧れ→共感 コミュニティ

今までの仕事や生き方に疑問を感じることがある方は、いちど自分の将来性をじっくり考えてみると良いかもしれません。

まとめ

ジリ貧の画像には笑ってしまいましたが、Society5.0の動画は色んな意味で興味深いです。

新しい未来をワクワクした気持ちで迎えられるように、自分の本当にやりたいことや生き方に向き合いながら、上の「生まれる仕事・伸びる仕事」のキーワードを前向きに眺めてみると、面白いひらめきが生まれるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。