一人暮らしを始めるときに、賃貸物件を探しますよね?
できれば安く借りたいと思うのが人の心理ではないでしょうか。
ただ、周辺相場より安い物件は注意が必要です。今日は、私が過去に借りた安い賃貸物件で失敗した体験をシェアしたいと思います。
周辺相場より安い家具家電付の賃貸物件
私が実家から出て一人暮らしを始めようと思ったときに頭を悩ませたのは初期費用でした。
家電を揃えて、引越して、となると、とてもお金がかかりますよね。なので何とか安く抑えられないかと思って日々ネット検索していました。
そんななか見つけた、家具家電備付けの物件!
部屋に電子レンジと冷蔵庫、ベッド(布団なし)、照明、カーテン、がついていて、共用スペースの玄関にコインランドリー用の洗濯機がついている。家賃は月35,000円!
この物件は、敷金礼金手数料が全部で13万円位で済んだのでとにかく安かったのです。
家具家電の備え付け物件を選べば当然生活に必要なものを揃える必要が無いので、はじめて一人暮らしを始める場合に初期費用を安くできたのでした。
家具家電付きで引越費用を抑えられる、家賃も安い、という理由から借りることを決めたのでした。
失敗だった!実際に借りてみて感じたこと。
入居してすぐに、個人的には失敗したなと思いました。
上下左右のお部屋にはお菓子を持って引越のご挨拶に伺ったときのことです。唯一、右隣の部屋の方だけ違和感を覚えました。
お菓子は受け取っていただいたのですが、会釈だけされてさっとドアを閉められました。
あまり会話らしいものが成り立たなかったのです。
普段の装いもおかしく、夜になると誰に向かってしゃべっているのかぼそぼそと独り言が聞こえてきて、たまに怒鳴ったりして。直接実害があったわけではないのですが、私の方が不安で落ち着かなくなりました。
私が住んだこの物件は、駅徒歩13分、広さ20㎡くらい、築30年で、家賃が月35,000円と激安でした。
オーナーさんが客付け用のモデルルームとして写真を公開していたお部屋だというお話だったため、内装も比較的綺麗でした。
でも考えてみれば、家電付というオプションを付けないと客付けできないような部屋だったのかもしれません。
最終的には、2か月くらいで見切りをつけ、引越を決めました。
圧倒的な安さや不自然なリフォームには注意!
退去した後から思えば、不自然な安さから事故物件を疑っても良かったのかもしれません。
事故物件をご存知ですか?
室内で過去に何らかの事故(自殺など)があった物件をいいます。
一般に、事故物件に住みたいと思う人は少ないため、なかなか借り手が見つからないことから、賃料を下げてでも成約させたいという思惑が働くそうです。
さらに、室内で事故があった場合、部屋の痛みが激しいため、部屋をリフォームすることが多いようです。
事故物件の見分け方は、「1.家賃が競合物件と比べて圧倒的に安いかどうか」「2.不自然なリフォームがされていないか」となります。
私の場合は、家賃は比較的安い、リフォームとまではいかないが家具家電付、ということになります。
直接の引越理由はお隣さんが変な人だったというのが原因ですが、家具家電付物件で相場が圧倒的に安かったというのは、今思えば不自然だったかもしれません。
これから一人暮らしを始めようという方はぜひ注意してくださいね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。