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心理的ストレスの原因。幼少期に抱いた禁止令と人生脚本とは?

そもそもストレスとは何なのか、どこからくるのか、気になったことはありませんか?

とくに、心理的なストレスの場合は対処に苦労することも多いかもしれません。さて、今回は、この心理的なストレスについて調べてみました。

気軽にお付き合いくださいね。

ストレスはどこからくるのか?ストレスの種類。

過剰なストレスが健康を害することは一般によく知られています。でも、そもそもストレスがどこから来ているのでしょう?

ストレスには2種類あると言われているのでご紹介します。

1つは、外的な物理的ストレスです。

具体的には、働きすぎ、寝不足、過剰な飲酒や喫煙、食べ過ぎや食品添加物の過剰摂取などです。ほかにも、暑い・寒いといった気候条件、事故や震災に合う、などもあります。どれも外的要因によるものです。

もう1つは、内的な心理的ストレスです。

その人の生きてきた背景にある「考え方のくせ」、「信念」や「思い込み」などが影響すると言われています。また、個人的な信条だけでなく、日本人としての共通意識や時代による通念も、影響していると言われています。

心理的ストレスについて。背景にあるのは禁止令。

私達は、小さいときに両親や周りの人たちから言われたことが無意識(潜在意識)のなかに刷り込まれており、それが自分の考え方のくせを形成している、と言われることがあります。

「交流分析」という心理学の分野において、グールディング夫妻が「再決断療法」という心理療法を提唱しているのですが、実は、同夫妻の臨床研究においては、以下の禁止令が存在すると言われています。

【13の禁止令】

1 存在するな 8 健康であるな
2 成長するな 9 親しくするな
3 自分の性であるな 10 感じるな
4 子供であるな 11 考えるな
5 重要であるな 12 実行するな
6 成功するな 13 欲しがるな
7 所属するな  

【5つの拮抗禁止令】(そうするならば存在を許可する、というもの)

1 完璧にさせろ
2 満足させろ
3 努力しろ
4 強くなれ
5 急げ

 

人によっては、上の禁止令を見て、どこかに思い当たるフシがあるかもしれません。

ちなみに、私は、「欲しがるな」「完璧にさせろ」「努力しろ」あたりを読むと、なぜか、ちょっと心がざわつきます。

私たちの多くは、これに沿って幼少期に既に自分の人生脚本を形成していると言われています。私達は幼少期に周りから与えられた影響によって、無意識にこのような概念に縛られ、人格を形成しているのです。

脚本のパターンから抜け出す。再決断療法。

上に挙げた禁止令に沿って幼少期に形成した人生脚本は、どんなときに、私達を苦しめるのでしょうか?

たとえば、「人に迷惑をかけてはいけないという思いから家族や医療従事者に甘えられない」「心配をかけてはいけないと思い、苦しみや痛みを隠す」「様々な健康法を完璧にこなそうとして息苦しく感じる」などがあります。

もしかしたら、皆さんのなかに、どこか心当たりのある方がいるかもしれません。この禁止令に沿った脚本パターンに気づき、それ自体を原因のひとつととらえる意識を持つことができたら、ストレスが軽減することもあるのかもしれません。

再決断療法とは、自分の精神状態や生活状況に悪い影響を与えている人生脚本に気づき、修正して書き直していく作業であり、過去の人生体験による不条理な束縛・規則・制限から自分を自由に開放するプロセスです。

一時期、「嫌われる勇気」(ダイヤモンド社)という本が流行りましたが、たとえ人に嫌われても自分の生きたい人生を生きる、という考え方も、時には大切なのかもしれませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。