お役立ち

過去生を見に行く。そのイメージは本物?判断基準は「時間を短く感じたか?」



皆さんは、自分のなかから湧いてくるイメージをどのように受け取っていますか?

なぜこんなイメージが湧いたのだろう、、

スピリチュアル好きな人は、潜在意識からのメッセージだと受け取る人もいますし、逆に単なる自分の妄想に過ぎないと判断する人もいると思います。

そのイメージをどう受け取るかは個人の判断です。

しかし、トランス状態で受け取ったものかどうか、というのは一つの判断材料になると思います。

今日は、私が前世療法を受けたときの体験をシェアしたいと思います。

お気軽にお読みくださいね。

潜在意識に繋がるトランス状態とは?

トランス状態とは、通常とは異なる意識状態、つまり変性意識状態の一種です。変性意識状態とは、日常的な意識状態以外の意識状態を指します。

そのため、変性意識状態の代表としてトランス状態を挙げることができる、と言われています。スピリチュアル的な観点からは入神状態、脱魂状態、恍惚状態、と呼ばれることもあります。

そして場合によってはトランス状態から様々なイメージを受け取ることがあるのです。

前世療法に興味をもち訪れたセラピールーム。

私には霊感といったものは一切ありません。ですが、スピリチュアルな世界には、結構興味がある方でした。

色々な出来事が重なり、心が疲れてしまっていたとき、私は友人の話を聞いて、ふと、自分の過去生を見たくなりました。なぜ私はこの人生を選んだんだろう、なんて思ったのです。

前世療法(過去生退行療法)というものをご存知でしょうか?

私は、身近な友人の体験を聞いていて興味が湧いたのです。そこで、友人に紹介してもらい、あるセラピールームを訪ねたのでした。

過去生を見るという体験から感じたこと。

対面でカウンセリングを受けた後、横になりました。

そして、リラックスした状態でカウンセラーの方のガイド(言葉)に耳を傾けながら、自分の中で湧いてくるイメージに意識を傾け、入っていきました。

それは不思議な感覚で、色んな情景(イメージ)が浮かんでは消え、浮かんでは消え、そうしながら徐々にイメージが連なって展開しはじめるのでした。

具体的な内容は割愛しますが、出てきたイメージに感情が連鎖して起こりました。ひとつひとつの情景(イメージ)を見つめながら、私は、喜び、怒り、悲しみ、やるせなさ、といった感情を味わったのでした。

そのイメージは本物?時間に対する感覚がひとつの目安。

カウンセラーのガイドで、目を覚ましたとき私は変な感じがしました。

これは本物だろうか?私の単なる妄想じゃないのか?

カウンセラーの方に「いかがでしたか?」と聞かれたときに、ふとよぎった疑いの気持ちを、正直に伝えました。

「これは本当に私の過去なのでしょうか?単なるイメージ、妄想じゃないのでしょうか?」と。

カウンセラーの方は、少し間を置いて、こうおっしゃいました。

「始まってからどれくらい時間が経ったように感じますか?」

「・・・・30分、、、それとも1時間くらい経っていますか?」

「始まってから3時間以上経っていますよ。きちんとトランス状態に入られていたので、大丈夫だと思いますよ。」

随分と驚きました。3時間も経っていたなんて。

トランス状態の入っていたときの時間の感覚は本当に不思議なものです。

実際に目覚めて「時間を短く感じる」というのはひとつの視点なのだと知りました。

まとめ

よく、実世界においてもトランス状態はスポーツ選手などが活用していますね。集中して入っていく感覚、あっという間に時間がすぎる感覚。

あのイメージ(情景)が、本当に私の過去生だったのかどうか、は正直なところ証明する手段はありません。

浮かんだイメージが何なのか、最終的には個人の判断になります。

ただ、トランス状態で受け取ったものだということは、明らかに顕在意識のブロックは外れていたといえるでしょう。ですので、私が受け取ったイメージを単なる妄想と片付けるにはやや乱暴かもしれない、と個人的には思いました。

皆さんも、もしスピリチュアルな経験をされて、受け取ったイメージに疑問を感じたときは、「時間を短く感じたかどうか」という視点で、その状態を眺めてみると、浮かんだイメージを客観的に自分の中に落とし込めるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。