1990年代、トレンディードラマで一世を風靡した女優山口智子さん。
旦那でもある俳優・唐沢寿明さんとの結婚をきっかけに、仕事をセーブしていました。
おしどり夫婦としても知られている山口智子さんと唐沢寿明さん夫妻ですが、お二人の間にお子さんはいないようです。
なんでもその理由は、山口智子さんの複雑な生い立ちにあるとの噂。そこでここでは、山口智子さんにまつわる
- 夫婦の馴れ初め
- 子供を作らない理由は複雑な生い立ち
- 実家は老舗旅館
- 両親の離婚や家族構成
について詳しく紹介します。
ぜひ最後までお付き合いくださいね~♪
山口智子と唐沢寿明の馴れ初めは共演
山口智子さんと唐沢寿明さんは、1995年12月に結婚しました。
お二人の出会いは山口さんのデビュー作、NHK朝ドラ『純ちゃんの応援歌』での共演。
モデルから女優に転身した山口さんは、初めての演技に悩んでいたとか。
そこで年齢が近く、役者としては先輩の唐沢さんに相談しているうちに仲が深まったそうです。
そして、7年間の交際を経て結婚。山口さんは結婚会見で『世界で1番幸せです』と素敵な笑顔を見せました。
山口さんは結婚の翌年、ドラマ『ロングバケーション』に出演。
なんと最終回の視聴率は36.7%を記録しています。
大ヒットドラマ『ロングバケーション』で有終の美を飾った山口さんは、女優業をセーブ。
子供の頃から夢見ていた専業主婦の道を選ぶことにしたそうです。
売れっ子女優・山口智子が専業主婦に
結婚をきっかけに芸能界から遠ざかっていた山口智子さんは専業主婦に。
休業中は主婦業の他に、伝統工芸雑貨のセレクトショップ『燕子花』を経営されていました。
2012年頃から女優業に復帰。約16年ぶりの連ドラ出演が話題になったようです。
結婚27年目の夫婦は『芸能界きってのおしどり夫婦』と呼ばれ、今でもラブラブな様子。
お二人のデート現場は、メディアにもキャッチされています。
また、夫唐沢寿明さんが発起人となったチャリティーイベント「GO!GO!ラリーin東北」には、夫婦そろって参加されているようです。
唐沢寿明さんは震災で被害に遭った東北の復興支援を目的に、趣味のクラッシックカーで年に1回のイベントを開催。
自身が所有する1954年型のポルシェ356スピードスターの助手席に、妻の山口智子さんを乗せて参加しているといいます。
素敵なご夫婦ですよね。
誰もが羨む美男美女の夫婦ですが、実はお二人にはお子さんがいません。
どうやらその理由は、山口智子さんの『複雑な生い立ち』が関係しているといいます。
山口智子が子供を作らない理由は複雑な生い立ち?
結婚後、なかなか妊娠の発表がなかいことから『不妊』の噂も流れた夫婦。
ところが実際の夫婦は、あえて子供を作らない選択をしたそうです。
山口さんは2016年3月、ファッション誌『FRaU』のインタビューで次のようにコメント。
私は特殊な育ち方をしており、血の結びつきを全く信用していません。
私はずっと親というものにはなりたくないと思って育ちました。子供のいる人生とは違う人生を歩みたいな~と・・・
と子供について触れました。
山口さんの発言は、結婚して子供を産むことが当たり前になっている世論に一石を投じたと称賛を浴びたのですが…。
同時に山口さんの『複雑な生い立ち』が話題になってしまいます。
山口智子の実家は老舗旅館!
山口智子さんの実家は、栃木県で江戸時代から続く旅館『鯉保』を経営。
旅館を営む両親はとても多忙で、山口さんは父方の祖母に育てられたそうです。
2人姉妹の長女として生まれた山口さんは、老舗旅館の立派な跡継ぎ候補。
そのため祖母から大切に育てられたこともあり、山口さんはそんな祖母が大好きだったといいます。
しかし両親の離婚によって、一家はバラバラに暮らすことになりました。
山口智子【両親離婚】で家族離散
山口智子さんの家族構成は
- 父親
- 母親
- 本人(山口智子)
- 妹
- 父方の祖母
という5人家族。実家の老舗旅館を家族で切り盛りしていました。
しかし、山口智子さんが小学1年生のとき父親の浮気が原因で両親が離婚。
母親は山口さんと妹を連れて、実家のある長野に戻ってしまったそうです。
自身の過ちを反省した父親は、何度も長野に出向いては母親に頭を下げたものの、夫婦の溝が埋まることはなかったとか。
両親の離婚によって、家族は離れて暮らすことになったのですが…。
まだ幼かった山口さんは、大好きな祖母と離れることに耐えられなかったのでしょう。なんと、1人で祖母のもとへ戻ってしまったのです。
泣きながら「祖母と暮らしたい」と懇願する山口さんを父親が引き取り
- 父親・祖母・山口さんは栃木県
- 母親・妹は長野県
で暮らすことに。この出来事がきっかけで、山口さんは母親や妹と絶縁状態になったようです!
山口智子の戸籍上の母親は祖母
家族の離散は、山口智子さんの人生に大きな影響を与えたとされています。
山口さんは20歳になると自身の希望で祖母と養子縁組。つまり、戸籍上の母親が”祖母”になったわけです。
実の父親も母親も健在なのに、祖母の養女になるなんて…。本当に複雑な生い立ちですよね。
そんな山口さんに転機が訪れます。
モデルにスカウトされたことがきっかけで女優を目指すことに。しかし、祖母には大反対されたそうです。
旅館経営に苦労する祖母や実母の背中を見て育った山口さんは、旅館を継ぎたくないという一心で芸能界に入りました。
父親の死去で老舗旅館は廃業
上京した山口智子さんは女優としても成功を収め、プライベートでは唐沢寿明さんと結婚。
山口さんの実家である老舗旅館は、父親が経営を続けていました。
しかし、そんな父もやがて再婚。継母(再婚相手)が女将となり祖母の後を継いだのですが…。
2005年5月、父親が突然『心不全』で他界します。
父親の死をきっかけに老舗旅館は廃業。創業120年の歴史に幕を閉じました。
駅近という好立地にあった旅館の跡地は、現在コンビニなっているとの情報です。
山口智子と実母の関係
父親が親権者となって以来、実母や妹との絶縁状態が続いていた山口智子さん。しかし、実母や妹と和解したようです。
というのも父の死後、妹を連れた母親がお線香をあげに栃木を訪問。約34年ぶりに再会した母娘は、父の死をきっかけに交流を始めます。
その後2007年には、妹さんとセレクトショップ『燕子花』をオープンさせており、家族関係は良好な感じ。
亡くなったお父様が、家族の絆を繋いでくれたのかもしれませんね。
山口智子には3人の母親がいる
実は山口智子さんには、3人の母親がいます。
- 実母
- 養母(祖母)
- 継母(父の再婚相手)
山口さんは3人の母親の面倒をみているという情報。
しかし、戸籍上の母親で育ての親でもある祖母は、2016年に96歳で他界しました。
栃木県で一人暮らしをしていた祖母。山口さんは仕事の合間に祖母を訪ねては、手配したヘルパーさんと一緒に面倒をみていたそう。
山口さんのサポートで、祖母は大往生できたといいます。
父親が亡くなってからというもの、家とは何か?家族とは何か?
ずっと考えていた山口智子さんは、夫の唐沢寿明さんと終活を始めたようなのです。
山口智子と唐沢寿明『2024年現在』終活?
最愛の祖母の死後から3年が過ぎたころ、山口智子さんは祖母との思い出が詰まった自宅を売却。
その理由は唐沢寿明さんとの終活の一環だといいます。
山口さんと唐沢さんが、相次いで実家を整理したのは、いわゆる“終活”の一環だと聞いています」(前出・唐沢家の知人)
引用元:女性自身
子供を作らなかったこともあって、相手を思いやる気持ちがより強くなったという夫婦。
ご夫婦は実家の売却だけではなく、遺言書まで作成しているようです。
山口さんは、人生の支えとなっている夫の唐沢さんに対して
「ずっと甘えよう、頼ろうとかじゃなくて、(唐沢を)愛しているからこそ、(老後も)あの人には迷惑かけたくない。私も自分のことは自分でやるし、彼もそう思っていると思うの」
と語っており、夫婦の老後を真剣に考えているといいます。
複雑な生い立ちゆえに、3人の母親の面倒をみてきた山口智子さん。
もしかすると、山口さんに子供がいない理由は「自分の将来や介護を子供に背負わせたくない」との思いがあったのかもしれませんね。
山口智子に子供がいない理由【まとめ】
女優・山口智子さんに子供がいない理由を紹介しました。
子供を作らない理由に「複雑な生い立ち」をあげている山口智子さん。両親の離婚や家族の離散など、様々な問題を抱えていました。
現在は実母や妹さんとも和解しており、夫唐沢寿明さんと築いた家庭はとても幸せそう。
終活を始めたという、おしどり夫婦の今後に注目したいですね。