これまで自身のサッカーに対するスタンスや思いの丈を包み隠さず発信してきた本田圭佑さん。
強気な姿勢と発言のスケールの大きさゆえにビッグマウスとして知られていますよね。
これまでにサッカーだけでなく『他の物事や人生にも通じる名言』も数多く生み出しているんです。
いまでは、本田圭佑さんが残してきた言葉が多くの人に勇気を与えています。
今回は本田圭佑さんの名言や格言、そしてネタにされがちな迷言についてもご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください!
本田圭佑の名言集
本田圭佑さんの名言の中には、サッカーだけでなく『人生の指標となり得るすばらしい言葉』も数多く存在します。
ここからは、そんな名言から厳選したものをジャンル別にご紹介していきます!
成長編
「成功にとらわれるな。成長にとらわれろ。」
上のインタビュー動画で本田圭佑さん自身の口から聞くことができますが
望む結果を手にするための心構えとして発言したアドバイスです。
努力して、結果につながらなかったとしても「自分自身は確実に成長していて、その成長の先に成功がある」といった、本田圭佑さんなりのエールを含んだ名言だと思います!
成長に関するその他の名言
「どこでプレーしても俺の成長はあるわけで 」
「誰が前にいようが、誰が後ろにいようが、オレは前に行く 」
失敗編
「ただ、勘違いしちゃいけないのは、下に落ちるっていうことが、進化してないということではないんですよ。下に落ちるのも、次に昇るための変化かもしれない。昇るために、落ちることが必要なこともある。」
こちらは公式サイト『本田語録』2017年8月28日の投稿からの紹介です。
当時、本田圭佑さんはACミランからメキシコのパチューカに移籍。
右足の肉離れでリーグ開幕には間に合わず、新天地での出鼻を挫かれた形でした。
しかし、移籍後初出場したベラルスク戦でいきなりゴールを決め、華々しいデビューを飾っています。
そんな自身の状況ともリンクした名言と言えますね!
失敗に関するその他の名言
「うまくいかないときに心が折れない強さは必要です。失敗を経験している選手のほうが強い。」
「リスクのない人生なんて、逆にリスクだ。僕の人生なんてリスクそのものなんで。」
努力編
「俺ってすごくポジティブな性格だけど、裏を返せば実はすごく不安な性格なんです。不安だから努力しようと思う。簡単に言えば強がっているんですよ」
自信に満ち溢れたイメージとは異なり、普段見せることのない弱気な一面を伺わせる名言です。
自信家と言われる本田圭佑さんでも新しいチャレンジをする際の不安は当然で、努力することの大切さを教えてくれています。
努力に関するその他の名言
「努力に限界なし。負け組というのは才能がないとか失敗ばかりしてしまう人のことではなく、希望を持たずに最初から諦めてしまう人のことを言うんじゃないかなと思います」
「僕は努力する人を尊敬する。その大切さとつらさを自分自身が誰よりもよく分かっているから」
伸びしろ編
「刺激し合っているし、それが良い方向に向かっている。伸びしろは常にMAX。それが今の代表の強み」
本田圭佑さんの数ある発言の中でも大きな注目を集めたのが、この「伸びしろ」というフレーズ。
上記は2012年のW杯アジア最終予選ヨルダン戦後のインタビューでのコメントです。
その後も度々「伸びしろ」という表現を使っており、お笑い芸人のじゅんいちダビッドソンがネタとして扱ったことで広く知られるようになりました。
ネタとしてのイメージが強くなってしまった「伸びしろ」ですが
自身の可能性を肯定し、鼓舞するための想いがこもった言葉
だったのではないかと思います。
伸びしろに関するその他の名言
「世界でいちばん課題多いと思います。その伸び代に(可能性を)感じているんです。まだまだ伸びるって。」
挫折編
「何でもスムーズに上に行くことはないと思うし、一度や二度の挫折は誰にでもある。一番重要なのは、その挫折から立ち直れるか、立ち直れないかだと思う」
今でこそ日本を代表するサッカー選手としての評価を受けている本田圭佑さんですが、常に順風満帆な道を歩んできた訳ではありません。
中学時代に所属していたG大阪ジュニアユースではユース昇格が叶わず、早い段階での挫折を経験しています。
「高1の時が、いろいろな意味で一番伸びた時期だったかもしれない。挫折した分を取り返すために、毎日必死にやっていたから。もう一度、自分で自分を盛り返せた1年だった」
https://www.soccerdigestweb.com/news/detail3/id=9675
高校1年にして、すでに挫折を糧にチャレンジするマインドを強く持っていたんですね。
数々の挫折と成功を繰り返した本田圭佑さんだからこその重みを感じる名言だと思います!
挫折に関するその他の名言
俺の人生は挫折の連続なんです。でもそこからはい上がろうとして、未知の世界を知ることもある。
挫折は過程、最後に成功すれば、挫折は過程に変わる。だから成功するまで諦めないだけ。
一言編
「昨日は誕生日だったし、持ってるなと思う」
2010FIFAワールドカップ・南アフリカ大会初戦のカメルーン戦で先制ゴールを決めた本田圭佑さんのコメント。
この「持ってる」というフレーズは大きな話題になり、同年のユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされています。
2010年は他にも「本田△(ほんださんかっけー)」が流行語にノミネートされており、サッカー選手・本田圭佑にとって躍進の年だったと言えるかもしれませんね。
本田圭佑の迷言まとめ3選!
数々の名言を残した一方で、迷言ともいえる発言も多い本田圭佑さん。
ここからは本田圭佑さんの迷言を3つご紹介していきます。
①ケイスケ・ホンダ
「プロフェッショナルとは… ケイスケ・ホンダ」
2018年『プロフェッショナル仕事の流儀」』(NHK)に出演し、プロフェッショナルとは?と聞かれて飛び出した迷言。
ケイスケ・ホンダという想像を超える答えは大きな話題になりました。
「どういうことか。プロフェッショナルを今後、ケイスケ・ホンダにしてしまえばいいんです。『お前、ケイスケ・ホンダやな』みたいに。そういう、今は『はっ?』って思っている人が自然と言えるぐらいの生き様を見せていきたい、という自分への抱負も込めて、この答えにします」
いかにも本田節といった説明ですね。笑
この発言はダウンタウンの松本人志さんからもイジられており、本田圭佑さんの名言の中でも最も有名なものとなっています。
②little honda in my heart
「心の中で、私のリトル・ホンダに聞きました。「どこのクラブでプレーしたいんだ?」と。そうしたら、心の中のリトル・ホンダが「ACミランだ」と答えた。」
2014年のACミラン入団会見で、ACミランを選んだ理由を聞かれた時の回答です。
心の中のリトル・ホンダというインパクトのあるフレーズは、英語でも「little honda in my heart」と翻訳され全世界に発信されており、大いに注目を集めました。
③清々しい…?
「今はすごくきよきよしいというか、自分の中では気持ちの切り替えができている部分があります」
ロシアW杯決勝トーナメントの一回戦でベルギーに惜敗した後の一言。
「きよきよしい」ではなく「すがすがしい」が正しいのではないか、と話題になりました。
本田圭佑さんはこの話題を受けてツイッターで言及。
お恥ずかしい。漢字が苦手で。
でも、もうしっかり覚えました。 https://t.co/c4DyLix224— Keisuke Honda (@kskgroup2017) July 4, 2018
自身の間違いを潔く認める姿勢が「きよきよしい」と再度話題になっていたようです。笑