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サプリメントの原価率は?そこから見える広告宣伝の実態とは



皆さんは普段、サプリメントは摂っていますか?

最近、週刊東洋経済で「サプリ・トクホの嘘と本当」という記事を目にしました。かくいう私も、少なからずサプリメント的なものに頼っています。

なんとなく手にとって知った驚きの実態!改めて気をつけようと思いました。

今日は、サプリメントについて書いてみようと思います。

サプリメントの原価率は?衝撃の内容!

皆さん、サプリメントの原価率ってご存知ですか?

私はこれまであまり気にしたことがなく、何となく効果ありそうだというものを使っていました。しかし、週刊東洋経済の特集を読んでいて面白いことが分かりました。

通販専業の会社は、原価率が3割を超えると赤字になる。というものです。

そうなの?と思いますよね。私は思いました。残りの7割は一体何なのだろう、、と疑問に思って読み進めていると次のことが分かってきました。

テレビ通販だと、販売単価の5~6割がテレビ局、2割が企画会社の取り分で、残りの2~3割が原価、販管費、営業利益だというのです。

同誌のなかでは、誰が語ったのか詳細は明かされていませんが、原価が1割台ということも珍しくないのだそうです。

驚きですね。

消費者の主な購入手段から見えてくる実態とは

通販系のサプリメントは全体の販売単価の7~8割は、消費者へのイメージ戦略や広報など、いわゆる広告宣伝費に使われていることが分かりました。

こうして見ると、随分とイメージにお金をかけているのだな、と思いますよね。

サプリメントは薬ではないため、「~に効く」などの効果効能をうたえば薬事法違反になります。

それでも、売る側は効果効能をうたいたいでしょうし、買う側も何に効くのか気になります。そのため、有名人を登用して、薬事法にふれない範囲で、何となく効きそうだというイメージをうたって購買につなげている可能性は大いにあるように思います。

こういう風に捉えてみると、テレビショッピングなどは注意しよう、と思いますよね。でも、現実にはサプリメントの購入手段にネット通販が約半分を占めているのだとか。

インテージ「健康食品・サプリメント市場実態把握レポート」(2012年8月調査)によると、サプリメントの「主な購入手段は?」の質問に対して「ネット通信販売」という回答が全体の46.8%を占めていたのだそうです。

そして、サプリメントの大口顧客は高齢者の女性、という実態があるのだそうです。

興味深いですね。

どうすれば良い?自分で納得するまで調べること

サプリメントに関する前述の調査によると、「総合満足度は?」の質問に対して、購入者の74.1%は満足していると回答しています。本人が満足しているなら良いようにも思います。

ただ、巨額な広告宣伝費が背景にあるメディア経由のサプリメントは、本当に効果効能を重視する方は、少し冷静に捉えてみたほうがいいかもしれません。

何より、自ら納得するまで調べることも大事な気がします。情報源がメディアからのイメージに偏っているとしたら、注意したほうがよさそうですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。