クイーンのボーカリスト・フレディマーキュリーの奇跡の歌声は、あの歯並びの悪さにあった?
フレディは歯並びにコンプレックスを抱えながらも、歯科矯正を断固拒否していました。
歯科矯正がどう歌声に影響するのでしょうか?また、フレディ役ラミマレックの徹底した役作りの影に義歯の装着があるそうです。
チェックしてみましょう!
フレディマーキュリー 素晴らしい歌声
クイーンのボーカリスト・フレディマーキュリーは、圧倒的な歌唱力と過激なステージパフォーマンスで世界を魅了したカリスマでした。
フレディの声は、七色の声と賞賛され、4オクターブの音域を持つと言われるほど。
フレディの歌声はまさに変幻自在で、時には低くうなり、あるいは透き通るような伸びやかな高音で歌いあげたりと、音域の広さが魅力でした。
フレディマーキュリー 歯並びへのコンプレックス
フレディ本人はいわゆる出っ歯で、幼い頃は
“バッキー”(bucky:出っ歯をからかう言葉、「buckteeth」をもじったもの)
と呼ばれていたそう。
映画ボヘミアンラプソディーでも、フレディの歯並びを侮蔑するシーンが描かれています。
相当なコンプレックスを感じていたようですね。実際のフレディの動画では歯を隠す様子が見て取れます。
QUEENのリードボーカル「フレディマーキュリー」は、上の歯が通常より4本多くその為に前歯が出ていた事を気にしていたそうですよ。 pic.twitter.com/kGAQ8O9gt3
— 口腔戦士デンタマン(DENTMAN) (@dent_man8020) November 12, 2018
笑うときは口元を覆う場面も。
https://twitter.com/QUEENMadeInHeav/status/1077043208540979200
フレディは前歯を見られることを気にしていたのかもしれません。
フレディマーキュリー 歯科矯正は歌声にどう影響する?
歯並びを気にしていたフレディですが、前歯を矯正するべきとのアドバイスには断固として応じませんでした。歯科矯正は、歌声にどんな影響を与えるのでしょうか?
歯が並ぶ口の奥には声帯があり、歯並びと声帯の機能は絶妙に調和しています。さらに、発音や発声に欠かせないのが舌です。
前歯を内側に引っ込める歯列矯正をすると、前歯が内側に移動することで口の中の容積は小さくなり、舌を噛みやすくなるそうです。
前歯を矯正しても当然ですが舌の大きさは変わりません。舌を噛むと痛いので、舌を噛まないように引っ込めるようになります。すると、口の周りや首のあたりが緊張し、長く続けると痛みやコリの原因にもなるのだとか。
歯列矯正で舌を後ろに引く動作を強いられれば、声帯にも悪影響が出ていたかもしれないのですね。
フレディは歯並びを変えることで歌声に影響が出ることを恐れ、絶対に応じなかったそうです。フレディは、他人から何を言われようとも、ありのままの歯並びを貫き、その歌声を守ったのですね。
フレディ役ラミマレックは義歯で徹底役作り
ラミマレックはフレディマーキュリーになりきるため、企画段階から義歯を入れて徹底した役作りをしたそうです。
ラミマレック
「最初にプロデューサーから『フレディ・マーキュリーを君に演じてもらう企画を考えている。でもまだスタジオは決まっていない』という電話をもらった。そこで僕が思いついたのは、外見からフレディに近づくことだった。スタジオが決まった時点で、もしかしたら主役も変更になるかもしれない。だからフレディそっくりの前歯を作ってもらい、それを装着して生活し、僕のやる気を認めてもらおうとした。前歯を外すと、全裸になった気分になるくらい、その外見に慣れていったんだ」(引用元:ヤフーニュース)
義歯を装着して生活するとは、、。徹底した役者魂ですね。
フレディのコンプレックスについても語っています。
「フレディにとって前歯はコンプレックスだったと思う。幼い頃のあだ名はバッキー(前歯をからかう単語)で、インタビュー映像などを見ると、彼は話すときも上唇を前歯にかぶせたり、手で口を覆うことが多かったりするんだ。でも前歯を矯正するというアドバイスには絶対に応じなかったらしい。歯の形を変えることで歌声に影響が出ることを恐れたんだろうね」(引用元:ヤフーニュース)
フレディのコンプレックスについても徹底的に分析し、撮影で表現していったのですね。
まとめ
フレディは歯並びにコンプレックスを抱えながらも、歯科矯正を断固拒否したフレディマーキュリー。
歯科矯正がどう歌声に影響するのか、また、ラミマレックの義歯を使った役作りのこだわりについてまとめました。
映画ボヘミアンラプソディーは大ヒット上映中です!まだ見ていない方は映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。