皆さん、フライボードエアをご存知ですか?
ジェットエンジン搭載の有人飛行マシンで、時速150kmで空を駆けることも可能なのだとか。
よく映画で宙を浮いて走る自動車やスノーボードが見かけますが、本当に近未来に登場するかもしれません。
今日はフライボードエアについて書いてみようと思います。
CGじゃない!本当に宙に浮く飛行マシン!
すごくないですか?本当に宙を浮いています。CGじゃないですよ。
パイロットはスノーボード用のシューズを履いて搭乗します。パイロットが背負うバックパックにはジェット燃料が入れられます。ちょっと見えにくいですが、手元のコントローラーで操縦を行います。
颯爽と飛んでいるのが何とも気持ちよさそうですね。ただ実際は、小型の飛行機と同じジェットエンジンを搭載しているので、周囲にはかなり大きな音が響くそうです。
フライボードエアの登場と仕組み
フライボードエアの仕掛け人は、Zapata Racing の創業者 フランクリー・サパタ氏です。元プロジェットスキーの選手で世界チャンピオンの腕前を持ちます。
これまでのフライボードといえば、マリンスポーツの出来る場所で、水圧を利用して空を飛ぶ仕組みのジェトボードでした。
これまでのフライボードは水で空中に浮かべる仕組みのため、水上バイクとフライボードを物理的に繋ぐ必要があり、移動範囲の制限がありました。
フランクリー・サパタ氏は、これまでの水圧式ではなく、新たに空気圧で浮く仕組みのジェットボートを開発しました。それが、フライボードエアです。
空気圧で浮く仕組みのため移動範囲の制約がなく自由自在に空中を飛び回ることが可能です。
飛行試験ではフランクリー・サパタ氏が自らスタッフを引き連れて挑みました。
【Catch The Funwave! – WAVAL(ウェイバル)】
フライボードエアに乗ってみたい!どうしたら??
フライボードエアは、現在は安全面の課題が解消されておらず、市販はされていません。残念ながら現時点では、一般の人が乗ることはできないようです。
ただ、一般の人が楽しめる日が来るのも、そう遠くないかもしれませんよね!
フライボードエアは、水圧式のフライボードと同じ原理で動くため、フライボードエアに挑戦する場合、まず最初に水圧式のフライボードで訓練をする必要があるようですよ。
フライボードエアに乗ってみたい!と思った方は、今のうちから水圧式のフライボードに挑戦して練習しておくと良いかもしれません。
宙に浮く飛行マシン、フライボードエアの今後が楽しみですね。最後までお読みいただき、ありがとうございました。