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大迫傑が東京マラソン2019で途中棄権した本当の理由・真相は?低体温症か。

2019年3月3日開催された東京マラソンで、日本記録保持者の大迫傑選手がまさかの途中棄権となりました。

途中棄権は4度目のマラソンではじめてのこと。観戦者からは「なぜ?」「大丈夫?」との声が上がっています。

大迫傑が東京マラソン2019で途中棄権した理由はなぜなのでしょうか。

大迫傑が東京マラソン2019でまさかの途中棄権

大迫傑といえば日本記録保持者で東京五輪に向け期待の高い選手です。報道では、棄権したときの大迫傑選手は寒さで震えていたと伝えられています。

男子日本記録保持者の大迫すぐる(ナイキ)が、29キロ付近で途中棄権した。前半は先頭集団でレースを進めたが、中間点過ぎで集団から遅れ出すと、そこから急失速28キロ付近からは歩き出し、棄権した際には寒さで震えている様子だった。

(引用元:読売新聞ニュース

レースは超ハイペースで、最初の1キロを2分47秒。10キロ通過は29分9秒、15キロを43分56秒と2時間3分台を狙えるペースでした。

しかし中間地点を過ぎたあたりから、大迫傑選手は先頭集団から距離を置き、失速していきました。

大迫傑が東京マラソン2019で途中棄権した理由は?

大迫傑は顔面蒼白で体が震え、低体温症か。

東京マラソンのスタート時は気温5・7度で冷たい雨が降り注ぐ厳しいコンディションでした。他の選手も同じ条件下とはいえ、気象条件は良くなかったです。

失速し歩き始めたときは、明らかに様子がおかしかったようです。大迫傑選手は顔面蒼白、体や肩が観戦者から見て分かるくらい震えていたようです。

観戦者からはは低体温症を心配する声が多数上がりました。

https://twitter.com/yaccno/status/1102036189886861313

https://twitter.com/uttashirasu1023/status/1102021139394551809

https://twitter.com/RANNiiix/status/1102021647609913344

低体温症は、マラソンの後半が特に要注意で、長い距離を走って来ているので体内のエネルギーがかなり減っています。 最終的には、エネルギーが無くなると体温調節ができなくなり、低体温症に陥りやすくなります。

大迫傑選手も映像から明らかにマラソン中に体調不良となりマラソンを棄権した可能性が高そうです。

追記

大迫選手が「スタート地点から寒くなって、身体が動かなくなり棄権せざるを得ない状況でした」とのコメントを発表しました。

大迫傑は東京マラソンを諦め次回MGC戦に向けて調整。

今回の東京マラソンは、MGC本番に向けた仮想MGC戦のような意味合いもあり、大迫傑選手は日本記録保持者として注目されていました。大迫選手は

「9月にMGCが東京である。コースは同じではないけど、同じような独特の緊張感を味わえると。それが大きな理由の1つ」

と話し、“予行”としての位置付けを語っていました。

しかし、やはり体調不良から今回のマラソンでは無理をせず棄権するという冷静な判断を行った可能性があります。

https://twitter.com/march6love/status/1102048336457003008

もともとオリンピック代表選考の本番は9月開催のMGCで、大迫選手は暑さには割と強い選手だそう。

逆にいえば、東京マラソン当日のような低気温や雨の寒さには弱いのかもしれません。

プレッシャーもあったと思いますが、この日の経験を糧に、ぜひコンディションを整えて次回戦に望んでほしいなと思いますね。東京五輪の代表をぜひ掴んでほしいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。