2019年1月10日、オマーンvs日本の試合に向けた日本代表の練習に、謎の男が現れました。オマーンの刺客なのではないかと報じられています。
オマーン代表のピム・ファーベーク監督は、オーストラリア監督時代の2009年に日本代表にスパイを送り込んだ“前科”があるとのこと。
前科があったとされる前回の豪vs日本の試合結果はどうだったのでしょうか?
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スパイ前科:ピム・ファーベーク監督 09年2月W杯最終予選
2009年2月W杯最終予選のスパイ行為
ピム・ファーベーク監督はオーストラリア代表監督時代の2009年2月にも、スパイ行為をしたと報じられています。
2009年2月11日に行われたW杯アジア最終予選の豪vs日本戦。
この試合前の日本の練習に、ピム・ファーベーク監督はJ監督時代に親密だった知人を派遣することを画策しました。
このときは、当時の岡田武史監督がいち早く察知し、練習場から関係者を締め出したことで“犯行”は未遂に終わったそうです。
2009年2月W杯最終予選のピム・ファーベーク監督のコメント
勝利へなりふり構わぬ姿勢が印象的ですが、ピム・ファーベーク監督はの当時のインタビューにこう答えています。(以下、引用元:GOAL.com)
- いよいよ来週11日には日本との一戦を迎えます。
日本については多くを話すつもりはないよ。ただひとつ言えることは、私が日本チームのすべてを把握しているということだ。岡田監督は日本のことについて話せばいいし、私は自分のチームについて話をするよ。
- 岡田監督が率いる日本チームをどう見ていますか?
日本チームは、勝利以外は考えていないだろう。引き分けは彼らにとって不十分なはずだ。その意味では、我々の方がよりリラックスして試合に臨めると思う。
- この試合では勝利を目指しますか?
確かに我々に準備期間はないが、それはつまり岡田監督が我々についての情報を得られないことでもあるわけだからね。私はこれまで3つの異なったシステムを試しているが、岡田監督は我々の戦い方を予想することさえできないだろう。試合終了後に、7万人の観衆が黙り込んでしまうようなゲームをしたいね。
情報収集に余念がなく、常に日本チームを分析している様子を伺わせています。
当時は、日本代表は5週間も代表キャンプをはって試合に臨んていました。一方、オーストラリアは、準備期間は十分とはいえない状況でした。
2009年2月W杯最終予選の試合結果は?
2009年2月11日に行われたW杯アジア最終予選の豪vs日本戦の試合結果は「0-0」の引き分け。日本としては勝ちたい試合でした。
引き分けという結果の背景に、ピム・ファーベーク監督の周到な分析があったといえそうです。
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今回のスパイ行為の内容は
黒いジャージーに身を包んだ1人の男が、日本チームの練習場所に現れ、スタンドに用意された関係者席の隅から、しきりに写真を撮影していたとのこと。
メールなのかメモなのか、手にしたスマートフォンに文字を打ち込み、日本選手の動向に目を光らせていたようです。
警備員は「普段ここで練習するチームの人間だから」という男性の言葉を鵜呑みにし、UAE1部アルジャジーラU―17の関係者だったためにその男性を通してしまったとのこと。
アルジャジーラにはオマーン人選手が在籍しており、指揮官もピム監督と同郷のオランダ・ロッテルダム出身だったことから、オマーンの刺客だった可能性は否定できないとのこと。
犯行が未遂に終わった前回とは異なり、今回は現れた男性に、しっかりと練習の様子を知られてしまったようです。2019年1月13日の試合にどう影響するのか、、油断できません。
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まとめ
オーストラリア監督時代の2009年に日本代表にスパイを送り込んだ“前科”の内容と、前科があった前回の豪vs日本の試合結果をまとめました。
オマーン代表のピム・ファーベーク監督の分析力は侮れず、とても手強い印象です。
オマーンvs日本の試合は、2019年1月13日。大迫選手の怪我の様子も気になりますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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