2021東京オリンピック・レスリング女子57キロ級の川井梨紗子選手。
川井選手は
- 2016リオ五輪・レスリング女子63キロ級 金メダリスト
- 世界選手権3連覇中(2021年現在)
と、日本女子レスリングのエースと呼べる存在です。
同じくレスリング女子62キロ級の川井友香子選手は妹にあたります。
姉妹でのオリンピック金メダル獲得が成るかに注目が集まっていますね!
ところで、みなさんは川井選手がレスリング一家出身であることをご存じでしょうか?
姉妹そろって五輪選手ですから、家庭環境にその強さの秘密が隠されていることが想像していただけるかと思います。
今回は川井選手のご家族について詳しくお伝えしていきます。
ぜひ最後までご覧になってください!
川井梨紗子の家族構成は?父母妹2人の5人家族!
川井選手のご家族は、父・母・3人姉妹の5人家族になります。
父親 | 孝人(たかひと) |
母親 | 初江(はつえ) |
長女 | 梨紗子(りさこ) |
次女 | 友香子(ゆかこ) |
三女 | 優梨子(ゆりこ) |
実は、ご家族全員レスリング経験者のレスリング一家です!
父・孝人さんは国内学生チャンピオン、
母・初江さんは元世界選手権日本代表、
という肩書を持っていらっしゃいます。
また、ご両親ともにレスリング指導者のお仕事をしており、
高校入学まで川井選手を指導していたのもお母さんの初江さんだったそうです。
川井選手はご自身の家庭についてインタビューで以下のようにコメントしています。
家族全員がレスリングをやっているというのは珍しいかもしれませんが、私はそれが普通だと思って育ったので、とくに他の家庭と違うと思うことはありませんでした。
出典:https://www.tef.or.jp/servlet/TokyosportsDLServlet?file=20200902152513978_topics_at2.pdf
元レスリング競技者の両親を見て育った川井選手にとって、レスリングを始めることは自然の成り行きだったようですね。
決してレスリングを強要されたことはないそうですが、
ご両親が川井選手に与えた影響はとても大きかったと想像できます。
川井選手の強さの根幹は、レスリング一家のご家族の元で育まれたと言えますね!
ここからは川井選手のご家族について、より詳細にご紹介していきます!
川井梨紗子の父親は二冠王者!現在は連盟の理事
川井梨紗子選手の父・孝人さんは元レスリング競技者です。
年齢は公表されていませんが、ネット上では2019年時に51歳だったという情報があります。
これが正しければ、2021年現在は53か54歳ということになりますね。
大会実績を紹介
日本レスリング協会のデーターベースから川井孝人さんの大会成績をご紹介します。
2000年全国社会人オープン選手権 | GR97kg級 | 2位 |
1989年全日本大学グレコローマン選手権 | GR74kg級 | 優勝 |
1989年全日本学生選手権 | GR74kg級 | 優勝 |
1985年インターハイ | FS65kg級 | 2位 |
学生時代に国内大会で二冠という成績を収めていらっしゃいます。
現在の職業は?
川井孝人さんは2021年現在、石川県立金沢北陵高等学校・レスリング部監督としてレスリングの指導をしていらしゃいます。
また、石川県高等学校体育連盟のHPに名前を見つけることができました。
令和3年度の石川県高等学校体育連盟・理事も務めていらっしゃるようですね。
2019年には日本代表・男子フリースタイルチームの監督として、世界を相手に戦う選手を育てていたこともあります。
指導者として、とても高い評価を受けているようですね!
川井梨紗子の母親は元レスリング日本代表選手
川井梨紗子選手の母・初江さんは元レスリング日本代表選手です。
初江さんも年齢は公表されていません。
ただ2019年に49歳という情報があるので2021年現在は51か52歳だと思われます。
川井選手が小学3年生の時から
金沢ジュニアレスリングクラブのコーチとして指導を行っていらっしゃいました。
2020年度の石川県津幡町の広報誌で「金沢ジュニアレスリングクラブの元監督」と紹介されています。
2021年現在はクラブの指導者のお仕事はされていないようですね。
大会実績を紹介
日本レスリング協会のデータベースから川井初江(旧姓・小滝初江)さんの大会実績をご紹介します。
1991年全日本選手権 | Fe57kg級 | 2位 |
1989年世界選手権 | Fe53kg級 | 7位 |
1989年全日本選手権 | Fe53kg級 | 優勝 |
1988年全日本選手権 | Fe50kg級 | 優勝 |
1987年全日本選手権 | Fe53kg級 | 3位 |
全日本2連覇に加え、世界選手権7位と日本ではトップクラスの選手だったことが分かります。
当時レスリングはオリンピック競技ではありませんでしたが、もし採用されていたら代表選手に選ばれていたかもしれないですね。
両親が共に日本一ですから、川井選手がサラブレッドと呼ばれるのも当然と言えるかもしれません!
川井梨紗子の姉妹は友香子と優梨子!2人もレスリング女子?
川井梨紗子選手のインスタグラムには、たびたび3姉妹そろった写真が投稿されています。
とても仲の良さそうな様子が見て取れますよね!
ここからは川井梨紗子選手の二人の妹についてお伝えしていきます。
次女・川井友香子
#レスリング の世界選手権第7日(20日)、女子62kg級の川井友香子選手が3位決定戦に勝って銅メダルを獲得し、東京2020大会の代表に内定。同57kg級で金メダルを獲得した姉の川井梨紗子選手とともに、姉妹での代表内定となりました。https://t.co/uj5ozP9h6M #がんばれニッポン #全員団結 pic.twitter.com/kTqX0PN1lY
— TEAM JAPAN (@TeamJapan) September 21, 2019
次女の川井友香子選手についてはご存じの方も多いと思いますが、簡単にプロフィールをご紹介します。
- 川井友香子
- 1997年8月27日
- 23歳(2021年6月現在)
- 身長162㎝
- 階級:63キロ級
- 所属:ジャパンビバレッジ
川井友香子選手は姉の梨紗子選手と同じく
2021東京オリンピック・女子レスリングの代表選手です。
梨紗子選手とは3歳年齢が離れていますね。
我が家では姉の梨紗子と一つ下の妹が先にレスリングを始めていました。
私が始めたのは小学校2年生のときです。引用:https://telling.asahi.com/article/13547072
少し意外ですが、川井家の中では一番遅くレスリングを始めたんだそうです。
幼少期は
ピアノとか、体を動かさないものをしたかった。
とインタビューで告白しています。
レスリングに真剣に取り組み始めたのは、姉の背中を追って進学した至学館高校に入ってからのことだそうです。
しかしその後は目を見張る活躍を見せ、2019年の世界選手権で3位入賞。
オリンピック出場への切符を手にしています!
三女・川井優梨子
三女の優梨子さんですが、詳しいプロフィールは公開されていません。
前述したインタビューのコメントから友香子選手の1つ下で2021年6月現在、22か23歳ということが分かります。
2021年現在の優梨子さんについてですが、2020年のインタビュー記事をご紹介します。
梨紗子 家ではレスリングの話は一切しなかったよね。喧嘩はたくさんしたけど。
友香子 もうレスリングはやめて社会人をしている一番下の妹がいるんですが、その妹と3人でね。原因は漫画の貸し借りとか。(笑)
出典:https://fujinkoron.jp/articles/-/1707
少なくとも2020年の時点で競技者としてのレスリングは引退されているようです。
レスリング引退後も姉妹の仲は良好で、梨紗子選手のインスタグラムでは3人揃ってお出かけしている様子がよく投稿されています。
3姉妹そろっての活躍が見られなくなったのは少し残念ではありますが、新しい夢に向かって頑張っていらっしゃるようです!
まとめ
今回、2021東京オリンピック代表・川井梨紗子選手の家族についてご紹介してきました。
いかがだったでしょうか?
まさに、レスリング一家と呼べる家庭だとお分かり頂けたと思います。
川井選手がレスリングのサラブレッドと呼ばれるのも納得です。
妹の友香子選手も代表入りし、姉妹でのW金メダル獲得にも期待が高まりますね!
2021東京オリンピックでは川井姉妹の活躍に要注目です!
最後までご覧くださり、ありがとうございました!