秋が訪れ朝晩だんだん冷えてきましたね。皆さんの周りに、冷え性の方はいませんか?
冷え対策といえば、カイロやコタツ、靴下の重ね着など、がありますね。私も冬はカイロが手放せません。
これらのグッズは確かに温まるのですが、冷え性の根本的解決にはならないとのこと。それは分かっているけれども、どうしたら良いものか。。
さて、今日は、冷え性とその原因、改善策について調べてみました。冷え性対策には諸説ありますが、参考にしてみてもらえたらと思います。
そもそも冷え性の原因って何?
冷えは、主に、血液循環の低下が原因で起こります。最近では、ホルモンバランスの乱れもよく聞かれます。血液循環の低下やホルモンバランスの乱れ、といわれても困りますよね。もう少し、細かく見ていきましょう。
鉄分とビタミンEの欠乏
そもそも貧血で血流量が減るから寒さに対する抵抗力が弱まる、というのは有名ですね。また、貧血だけでなく、ビタミンEが欠乏していると抹消血管の血流量が減ってしまいます。
対策は、鉄分を補うことです。鉄分の補充には、野菜のモロヘイヤはおすすめです。ビタミンEが多い小麦胚芽や玄米も良いでしょう。また、鉄と一緒にビタミンCをとると鉄の吸収率が良くなります。
神経障害
神経障害ときくとびっくりしますが、要は、寒かったら縮み、温かくなったら膨らむ、という血管の運動を調節している神経がうまく働かなくなるために冷える、というものです。
どうやったら分かるの?という気もしますね。一説によると、宿便がたまると脳の血管が膨張し、脳が圧迫されて神経中枢の働きが低下するそうです。
対策は、腸内環境の改善がポイントです。食べ過ぎに注意しましょう。
血中グアニジンの増加
グアニジンは、血液に含まれる成分の一つで、現代医学では尿毒症の指標とされています。尿毒症は、腎臓の機能が衰えて、老廃物の排泄がうまくいかず体内にあふれる病気です。
医師・医学博士であり元日本総合医学会会長であった甲田氏によれば、グアニジンが血液中に多いと非常に寒がりになる、と指摘しています。
対策は、水をよく飲むことです。水を飲むと、グアニジンがアンモニアと尿素に分解されます。グアニジンが減ってきたら、温冷浴も平気になるそうですよ。
甲状腺ホルモンの乱れ
甲状腺ホルモンは、新陳代謝の過程を刺激し促進する作用があります。そのため、甲状腺ホルモンが少なくなると冷える傾向があるようです。
甲状腺ホルモンを出すには、ヨウ素を補給すると良いです。つまり、海藻類を食べること。特に、海苔(のり)がおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?食べ過ぎに注意して、水分をしっかりとり、モロヘイヤや海苔を積極的に食べてみたら、この冬の寒さも乗り越えられるかもしれません。
冷え対策は、色んな先生が様々にアドバイスしていますので、上に記載したものが全てではありませんが、参考にしてみてくださいね。