2019年3月9日、日本体操協会が理事会を開き、パワハラ問題が認められなかったとして、宮川紗江選手に反省文を書かせることを決めたと報じられました。
この問題は、リオデジャネイロ五輪女子代表の宮川紗江選手(19)が「パワーハラスメントを受けた」として、塚原光男副会長(71)と塚原千恵子・女子強化本部長(71)を告発していた問題です。
宮川選手の一部の言動が千恵子強化本部長の名誉を傷つけたなどとして、宮川選手に反省文の提出を求めることを決めたというのですが、その体操協会の決定に非難の声が上がっています。
どうして宮川紗江選手が反省文を書かされることになったのでしょうか?また、千恵子強化本部長の名誉を傷つけたとされる宮川選手の言動とは何だったのでしょうか?報道の内容や問題の経緯、インターネットの声をまとめました。
体操協会が宮川選手に反省文を書かせたって本当!?
体操協会が宮川に反省文要求、塚原夫妻は満了退任に#日本体操協会 #宮川紗江https://t.co/ebz6BosLp2
— 日刊スポーツ (@nikkansports) March 9, 2019
2019年3月9日、日本体操協会が理事会を開き、パワハラ問題が認められなかったとして、宮川紗江選手に反省文を書かせることを決めたと報じられました。
この問題は、リオデジャネイロ五輪女子代表の宮川紗江選手(19)が「パワーハラスメントを受けた」として、塚原光男副会長(71)と塚原千恵子・女子強化本部長(71)を告発していた問題です。
宮川選手の一部の言動が千恵子強化本部長の名誉を傷つけたなどとして、宮川選手に反省文の提出を求めることを決めたというのです。
報道によると、反省文は宮川紗江選手からすでに提出されているとのことです。
体操協会が宮川選手に反省文を書かせた理由は何故?
反省文を書かせる理由については、宮川選手の一部の言動が千恵子強化本部長の名誉を傷つけたためと報じられていますね。
この名誉を傷つけたという宮川選手の一部の言動とは何だったのでしょうか?
この問題の発端は、昨年8月に流出した宮川紗江選手とコーチの速水裕斗氏の間で起こったDV動画騒動です。コーチの速水裕翔氏は、指導中に宮川紗江選手に暴力を奮ったとして、体操協会から無期限の登録抹消の処分を受けました。
この騒動のとき、宮川紗江選手はコーチの速水裕翔氏を擁護し、さらに、日本体操協会の塚原千恵子・女子強化本部長と、塚原光男・副会長からパワハラがあったと告発しました。
宮川紗江選手はインターネット上では次のように発言していたと言われているようです。
『「あなたが認めないと、あなたが厳しい状況になるのよ」と何度も言われ「オリンピックにも出れなくなるわよ」ともいわれました。今までに感じたことのない恐怖を感じました。』
上の発言が本当なのかどうか、また、これが千恵子強化本部長の名誉を傷つけたという宮川選手の一部の言動に該当するのかどうか、現時点で正確な情報はありませんが、何かしらの宮川選手の発言が名誉を傷つけたとみなされてしまったようです。
体操協会は、問題を調査するため第三者委員会を立ち上げていました。調査の結果は、「不適切な言動はあったが、パワハラは認定できなかった」というものでした。
そして、今回、宮川紗江選手の一部の言動について、名誉を傷つけた名目で反省文を書かせる決定に至ったようです。
体操協会が宮川選手に反省文を書かせたことに非難殺到!
体操協会が下した決定に対して、国民からは非難の声が寄せられています。
https://twitter.com/p0pkag/status/1104324689650888705
体操協会、完全に塚原の支配下で腐りきってるな
— runa (@marron104) March 9, 2019
宮川選手の勇気ある会見に応援します。
今朝の各TVワイドショー事実に触れてない。
体操協会=朝日生命体操クラブ=塚原夫妻=王国
宮川選手をひとりにしないで!体操OB他声を上げて応援して!— Tkoba@ima (@YURUTABIyuru) March 9, 2019
まとめ
2019年3月9日、日本体操協会が理事会を開き、パワハラ問題が認められなかったとして、宮川紗江選手に反省文を書かせることを決めたと報じられたことを受けて、どうして宮川紗江選手が反省文を書かされることになったのか、名誉を傷つけたとされる宮川選手の言動が何だったのかについて、まとめました。
第三者委員会の調査結果や体育協会の対応については、国民からは疑問や非難の声が上がっています。ぜひ国民が納得するように説明責任を果たしてほしいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。