地下アイドル・桜雪こと、橋本ゆき(本名)さんはどんな経歴の方なのでしょうか。画像付でご紹介します!
地下アイドル「仮面女子」の桜雪さんが、2019年3月をもってアイドル卒業し政界の道に進むことを発表しました。
12月23日には、新党「あたらしい党」(代表=東京都議・音喜多駿氏)の公認候補(東京・渋谷区)になったとの報道も。
チェックしてみましょう!
橋本ゆき プロフィール
本 名 | 橋本 ゆき |
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芸 名 | 桜雪(さくら・ゆき) |
生年月日 | 1992年12月12日(2019年27歳) |
出 身 地 | 三重県 |
中 学 | 東京学芸大学附属小金井中学校 (偏差値62) |
高 校 | 東京学芸大学附属高等学校 |
大 学 | 東京大学文学部行動文化学科 心理学専修課程卒業 |
血 液 型 | B |
デビュー | 2010 |
ジャンル | アイドル、コメンテーター |
所 属 | 仮面女子、アリス十番 ほか |
活動期間 | 2010-2019.3 |
経 歴 | 「小池政治塾」合格:一期生 音喜多都議の政治塾「OPEN」 |
資 格 | 英検二級、漢検準二級、 環境社会検定 |
その他の 合格大学 |
早稲田大学 政治経済学部 政治学科 早稲田大学 法学部 早稲田大学 国際教養学部 慶應大学 経済学部 明治大学 法学部(特待合格) |
橋本ゆき 幼少期
まず小学校受験で三重大学の付属小学校に入学しました。
小学校でお受験とは、なかなか教育熱心なご家庭だったようですね。両親からずっと、「お前は頭のいい子だ」といって育てられた、なんて話も?
小学生のときから合唱に惹かれていたそうで、歌うことが大好きだったそうです。橋本さんは、小学校5年の11歳の時に合唱を始めました。
橋本ゆき 中学・高校時代
歌うことが大好きだった橋本さん。中学・高校時代はどのように過ごしたのでしょうか。
歌うことが好きで合唱部に所属。舞台への憧れも。
歌うことが好きで、中学、高校時代はずっと合唱部に所属。歌うことは得意だったようです。この頃から、舞台へのあこがれは芽生え始めます。
中学校時代に転校。三重から東京へ。
中学校2年の頃に父親の仕事の都合で三重県から東京に転校、東京学芸大学附属小金井中学校に入学します。この中学校、国立です。中学校の合唱団では全国大会で金賞を受賞します。
高校へは内部進学。歌ではアンジェラアキと共演。
高校へはそのまま東京学芸大学附属高等学校に内部進学します。ずっと合唱を続けてきた橋本さんは、この頃、NHK東京児童合唱団に入団。
橋本さんはここのユース団員として、アンジェラアキと共演!さらに2010年の18歳の時には、イタリアのバチカンでローマ法王御前演奏披露会でローマ法王を前にして歌った経験があるのだそう。
高校は進学校でしたが、合唱団のほか、男子バスケ部のマネジャーをしたり、勉強はそっちのけの充実した高校生活だったようです。
東大受験を決意。しかし音楽も諦めきれず。
高校3年になっていざ受験となると、行きたい大学や学びたいことがわからず先生に相談。
もともと素頭が良かったのでしょう。先生のアドバイスに従って「東大の試験問題がかっこいいから」という理由で志望校を東大に決めます。
京都大学の長い論述問題がダメだったとのことですが、東大か京大かで悩むとは、レベルが違いますね。。
高校3年のときに東大受験を決意して予備校に通い始めました。しかし児童合唱団の活動終了後も音楽に関わりたい気持ちは強く、今所属している事務所の門をたたいたそう。
勉強ばかりを求めるご両親ではなかったようで、アイドルになるきっかけとなった事務所(アリスプロジェクト)の面接には、ご両親もついてきてくれたそうです。
アイドル活動と並行して東大受験
事務所側から「やりたいことをやるために、まずはファンを獲得しよう。そのためにアイドルになろう」と説得され、ブログを開設、リアルタイムで更新し続けました。
アイドル桜雪のオフィシャルブログは→こちらをクリック
アイドルとしてブログを更新しながらの現役受験は、残念ながら不合格。
なかなか思うように成績が伸びない時にはブログが炎上、3月11日の東日本大震災というアクシデントにも負けず徹底的に勉強しました。
再度チャレンジの結果、合格ラインのギリギリ1点差で見事に東大合格。1年後に、晴れて東大生になったのでした。
橋本ゆき 大学時代
見事東大合格を果たした橋本さん。アイドル活動と大学生活を両立させながら過ごしたそうです。どのような学生時代だったのでしょうか。
地下アイドル「仮面女子」で活動。
「仮面女子」は、芸能事務所・アリスプロジェクトに所属する女性アイドルグループです。地下アイドルなので一般的なに認知度は低いですが、
- アリス十番
- チームガールズ
- アーマーガールズ
の、3つの仮面ユニットで構成されています。
「仮面女子」は、鉄仮面などをかぶった異色のグループです。英語版Facebookは、海外で注目を集め2カ月で50万件の「いいね!」を獲得しました。
実は50万いいね!という数字は、実はあのAKB48の36万件を遥かに超えており、恐るべき拡散数なのです。
橋本ゆきさんは、この「仮面女子」アイドルグループで、アイドル名を『桜雪』として、「アリス十番」でライブ活動などに励みました。また、クイズ番組などへも出演していたようです。
2014年には『仮面女子のやっぱ全力だね~!』という番組で地上波へ進出しました。通常の芸人さんでさえ地上波の番組を持つことが難しいなか、地下アイドルとしては異例の快進撃でした。
この時期の番組で、桜雪さんはダウンタウンの松本さんに「58点」と顔面偏差値を採点されたとか。アイドルに対して何とも失礼な採点です。
しかし、橋本さんは「ちょうどいいブス!」とこのエピソードを自分のプロフィールに掲載しちゃいます。なんともたくましい地下アイドル・桜雪です。
とにかくディープな「仮面女子」。
ファンからのプレゼントにGPSが仕込まれていたり、ストーカー気質のファンから殺人予告が絶えなかったり、見知らぬ男から突然顔を殴打される被害に遭ったり。
ハプニングも多く、非常にディープなファン層を獲得していました。
桜雪さんも、熱狂的なファンからtwitterで中傷コメントを繰り返された挙げ句に殺害予告を受けてしまいます。男は警視庁に逮捕され、桜雪さんは無事でしたが、「すごく怖かった。」とコメントしています。
橋本ゆきさんの学生生活は充実。
単位を取るだけでなく、「成績もある程度良くないと自分の中で両立しているとは言えない」と思っていたそうで、睡眠時間を削って必死にテスト勉強やレポートをやっていたようです。
ライブの合間も、ノートや資料と睨めっこしたり、ノートパソコンを現場に持ち込んでレポートを書いていたことも。真面目ですね。
東大の五月祭で仮面女子として凱旋ライブをしたとき、この日だけ特別に仮面女子のセンターに立てて、「最高に楽しい思い出になりました!」と語っています。
大学でも地下アイドルであることは隠さず、衣装ケースが入ったスーツケースを引っ張りながら、東大キャンパス内を歩いていたそうです。
東大の総長は、
「知のプロフェッショナルである東大生は、いろいろなところに行ったほうがいい」
と言っていたそう。
橋本さんは、
「同じところに同じ人材がいても、もったいない」
「自分は地下アイドルになって、そこで東大で培った知を生かそう」
と考えていたそうです。
東大受験生アイドルとしてデビューしてから、ずっと学業とアイドル活動を両立してきたのですね。多忙を極めたようですが、とても充実した大学生活でした。
就職活動では内々定をもらうが辞退。
一度は大学卒業を機に、仮面女子を卒業することを決め、就職活動を行いました。しかし某テレビ局から内々定をもらうも辞退してしまいます。
やはり芸能で生きていきたいという思いは強かったようです。自分にしかできない強みもあるはずだと感じていた様子。
内定をもらう前に選考を辞退してしまいました。企業のインターンに行ったり、他に好きになれる仕事も探してみましたが、芸能で生きていきたいという気持ちがあるのにその夢を諦めてしまったら、この先何をしても自分を好きになれないだろうなと思ったからです。確かに世の中にアイドルはたくさんいますが、東大で培った「知」「探究心」「思考力」を武器にできるアイドルなんてそういないはずですから、私にしかできないこともあると思いました。(引用元:モデルプレス)
また、決心の背後には、東大の教授や仲間の応援が大きかったようです。
「これからも頑張れ!」「大変だと思うけど、本当にすごいと思う!」「夢をずっと追いかけられる人っていないからすごい」「ゆきを見てると自分も頑張れる」
など、色んな言葉をかけてもらい、「これからも、みんなの頑張る力に貢献したいし、夢を追いかけてる自分でいたい」と思ったのだとか。
芸能界一本で生きていくと決意します。
橋本ゆき 大学卒業後
芸能界一本で生きていくと決意し、桜雪としてアイドル活動を継続。東大出身の知識を活かし、“東大出身アイドル”としてクイズ番組にも多数出演します。
東大卒業時に語った夢
橋本さんは、すでにこのとき沢山の夢を描いていたようです。
― 今後、東大で学んだどんなことを、どのように活かしていきたい?
桜雪:東大だけでなく、今まで勉強してきた文学、歴史、地理学、心理学を活かして、ニュースや文化を深く理解して、コメントができるタレントになりたいです!また、演劇などの表現にも活かしていきたいです!
― 将来の目標は何ですか?
桜雪:大きな夢は世界一有名なおばあちゃんになること。でも、まずはレギュラーの仕事を持ちたいです!世界のニュースや文化、漫画、アニメ、音楽、グルメ、色んなことに関心があるので、お仕事に繋げていきたいです。夢として自分の本を出版をする事や、東大受験テクニック本や勉強に対する本をベストセラーにしたいと思っています。
コメントが出来るタレントになること、レギュラー番組を持つこと、また自分の本を出版すること、など意欲的ですね。
書籍「地下アイドルが1年で東大生になれた! 合格する技術」を出版
自分の本を出版するという夢を語った橋本さん。東大受験とアイドル活動を両立した彼女だからこそできた本を出版します。
書籍:地下アイドルが1年で東大生になれた!合格する技術
同書では「浪人が確定した私は、ずっと東大摸試がE判定だったことで、がむしゃらに勉強するだけでは成績がなかなか上がらないことを痛感していました。(P78)」と語り、東大に「合格する技術」を紹介しています。
技術1 各科目で推しメンを増やす
技術2 受験勉強で遊ぶ
技術3 全てを関連させて覚える
技術4 参考書をやたらと買わない
技術5 ルーティンをつくる
それぞれの内容はきわめて具体的かつ個人的。受験生自身が見いだしたテクニックが惜しみなく書かれており、受験生によって参考になる内容です。
アイドル活動をするなかでも政治への関心が高まる
橋本さんは社会貢献や地域政治など街づくりに興味があったようです。
2016年10月、小池百合子東京都知事が立ち上げた政治塾「希望の塾」に合格したことで話題になりました。
ただ、このときは
「希望の塾で吸収したものを、アイドルの立場で発信したい。出馬の意志はありません」
とコメントしていました。
2017年5月には鯖江市の観光大使になるなど、仕事を通して地域政治に関わる機会があり、関心を寄せていました。
鯖江市は日本随一のメガネの産地だそうで、このとき桜雪さんは鯖江市市役所めがね課の課長に就任。「鯖江市(福井県)の観光大使などを務めるようになって、地域政治の楽しさが分かった」と話しています。
橋本ゆき 政界進出
もともと政治に関心を寄せていたようですが、橋本さんが政界進出を決めた背景に迫ってみましょう。
音喜多駿の政治塾「OPEN」へ参加
2018年1月に、音喜多駿都議と上田令子都議が開いた政治塾「OPEN」。小池百合子さんの政治運営をブラックボックスだと批判し、決別する形で立ち上げた新しい政治塾です。
2016年から小池百合子さんの政治塾「希望塾」で学んでいた桜雪さんですが、2018年からは音喜多都議の政治塾「OPEN」で学び始めました。
仮面女子メンバー猪狩ともかの事故(卒業理由)
2018年4月に同じ「仮面女子」のメンバーの猪狩ともかさんが事故に遭い、脊髄損傷で半身不随になります。実は、政界進出を本気で決意した理由は、彼女の事故にあったとか。
大切な仲間がつらい状況になって、桜雪さんはとても心を痛めたようです。
「今年に入って、私にとって大きな事件が起きました。メンバーの猪狩ともかちゃんの事故です。大切な人が苦しんでいるのに何も力になれないことを実感してすごく苦しかったです。一生懸命リハビリをしてアイドルに戻ってくると決意した姿を見て、私も誰か未来を守ったりとか、誰かの未来を明るく照らせるお仕事をしたいと思いました。これからの私の人生を考え直し、政治の世界に進むことを決めました」
現在も「車椅子アイドル」として活動中の猪狩ともかさん。彼女の姿を見て、誰かの未来を照らす仕事をしたいと思ったそうです!なんとも泣ける卒業理由です。
「仮面女子CAFE」第7回生誕祭でアイドル卒業を発表
橋本さんは、2018年6月ぐらいから卒業・政界進出を本気で考えはじめ、10月から調整を開始。2018年12月の生誕祭で公表すると決めたそうです。
2018年12月22日、「仮面女子CAFE」第7回生誕祭でアイドル卒業、政界へ進むと発表しました。さらに、翌日
2018年12月23日には、音喜多駿・東京都議が代表をつとめる新党「あたらしい党」の公認候補(東京・渋谷区)になったと報告。まずは「あたらしい党」の渋谷区政委員として活動するようです。
橋本さんは、区政に関心を寄せた理由について
「鯖江市(福井県)の観光大使などを務めるようになって、地域政治の楽しさが分かった」「街づくりに興味があるので、地域政治に力を入れたい。子育てと教育政策を重点的にやっていきたい」(引用元:東スポWEB)
とコメントしています。
まとめ
政治家転身の橋本さんは新党「あたらしい党」公認候補として早速“駅頭デビュー”したそうです。
渋谷区都議選も区議選も、2019年4月に改選です。知名度とファン層を動員できれば、若い女性でもあることから、当選の確率は高いでしょう。
異色の経歴を持つアイドル政治家です。志を持って輝いてほしいですね。