絵本作家のぶみさんの経歴や生い立ちに注目が集まっていますね
のぶみさん本人はテレビに出演した際に
- 池袋連合の総長を務めた
- 過去33回逮捕された
などと自身の経歴を語っています。
しかしネットでは、
池袋連合なんて暴走族は存在しない
という話でザワついています。
絵本作家のぶみ|自称する経歴&生い立ち
絵本作家のぶみさんは1978年生まれ、東京都出身です。
なんでも若い頃は荒れていたそうで…。
のぶみさん本人はテレビに出演した際に
- 池袋連合の総長を務めた
- 過去33回逮捕された
などと語っています。
こちらがそのときに紹介された映像
のぶみ当時17歳 暴走族160人の総長
さらに逮捕歴も33回あったと話しています。
テレビでは
ケンカ中に塩酸をかけられた
というエピソードも紹介されていました。
絵本作家のぶみさんが書いている自叙伝本には荒れた少年時代が紹介されています。
自伝『「自分ルール」でいこう!』(角川書店、2008年11月30日発行)より抜粋するとこんなエピソードが紹介されています。
町中の消火器を駐車場に集めて打ち合う「消火器戦争」をした後、真っ白な身体で警察に捕まる(p.114)※1
マンホールで遊んでいて下水に落ちたので近所の小学校のプールに飛び込んだ後、素っ裸で警察に捕まる(p.116)
そんなことをしているうちに「オレもいれろよ」と、どんどん友達が増える。20人、30人、50人…(p.120)
最終的に160人のチーマーや暴走族が池袋に集まり「総長」と呼ばれる。「池袋連合」の誕生である(p.120)
当時は金髪ロン毛、耳にピアス、肩にはタトゥー。アルマーニのスーツにグッチのサングラス(p.146)
暴走族と走り、チーマーとクラブで遊び、クラブでは「黒服」と呼ばれる(p.106,146)
続いて、自伝『暴走族、絵本作家になる』(ワニブックス、2010年8月10日発行)より抜粋するとこんなエピソードが紹介されています。
バイト先のテキ屋のヤクザから「ビール瓶はラベル側で思いっきり振りかぶれば相手は死なない」と教わる(p.15)
100人以上の暴走族・チーマーとクラブで遊んでいたら、ヤクザ(渋谷の○○組)に「アガリを出せ」と要求される(p.67,69)
安全靴を履いた足でヤクザにドロップキックをくらわせ、130人以上の不良とともに蹴りまくる(p.67)
ヤクザの服をビリビリに破り、警察からかっぱらった手錠をはめて、どこかに捨ててるよう指示(p.69)
当時は白い特攻服に安全靴、木刀や鉄パイプ。バイクは「カワサキ」(p.8,21,27)
「上野で偽造テレカを売るイラン人」「貴重な携帯電話を100円で借りる」など懐かしネタが満載(p.40,63)
絵本作家が暴走族の元総長だった!
というのは話題性も含め、かなりインパクトありますよね。
そのむかし幅を聞かせていた関東連合は有名なので
池袋連合なんて聞くと「ありそうな」気もしてしまいますが…。
業界関係者からは『池袋連合なんて聞いたこともない』と言われていました!
ネットでは懐疑的な声が多いです。
池袋連合は架空の暴走族、という声も聞こえてきます。
小山田さんの次は絵本作家ののぶみさんが話題に。池袋連合という架空の暴走族を騙ったり、逮捕歴を誇示したりと、彼にまつわる怪しい話はググればすぐに出てくる。大会組織委員会は罰ゲームでPCを取り上げられて仕事をしているとしか思えない
— 草下シンヤ/作家・編集者 (@kusakashinya) July 20, 2021
のぶみ、逃げ足早えな。さすが池袋連合は妄想というパワーワードを繰り出しただけのことはある。
— らめーん (@shouwarame) July 20, 2021
これはちょっと真相が気になりますよね。
絵本作家のぶみ|池袋連合が存在しない疑惑
絵本作家のぶみさんと同世代で都内のワルだった瓜田純士さんが突撃インタビューを受けています。
「池袋連合」って実在したの? 瓜田純士に聞いてみた!
瓜田純士さんは、10代の頃から10年間に渡り暴力団に所属していた経歴があります。
この特集でインタビューを受けた瓜田純士さんによると
『池袋連合は聞いたことがない』という回答でした。
――ちょっとお尋ねしたいことがあり、お電話しました。
瓜田 なんでしょう?
――「池袋連合」という暴走族をご存知ですか?
瓜田 聞いたことないですね。いつの時代の話ですか?
――瓜田さんが16歳か17歳の頃だと思われます。
瓜田 ってことは1990年代後半、俺がちょうど稼業入りした頃ですね。
――はい。「池袋連合」は、瓜田さんの1つ年上の「のぶみ」という方がリーダーで、彼が18歳になる直前まで、中池袋公園を根城に160~200人の勢力を誇っていたそうです。
瓜田 初耳ですね。俺の記憶が正しければ、池袋界隈の暴走族だと、古くは「群龍會」「龍神會」あたりが有名です。あと、これは暴走族じゃなくてチーマーだけど、俺の3つ4つ上くらいの世代だと、「変態倶楽部」っていうチームが90年代後半に幅を利かせてましたね。で、そのあと彗星の如く現れたのが「全日本TC連盟」という暴走族です。
――聞いたことがあります。
瓜田 「全日本TC連盟」は昔からある有名な暴走族で、しばらく休眠状態だったんですが、俺の1つ上の世代が、90年代後半に短期間だけ復活させたんですよ。その中には「巣鴨麗心愚(とげぬき麗心愚)」とかいう、なかなかボキャブラリーセンスのあるチームもあって、池袋、巣鴨、大塚あたりでよく走ってました。
――そのほか、90年代の池袋界隈で有名だった暴走族は?
瓜田 「ワード」ってのもいたし、「豊島連合」ってのもいました。あとこれは暴走族じゃないけど、「Florence13」っていう赤ギャングもいましたね。石田衣良原作のクドカンのドラマ『池袋ウエストゲートパーク』のモデルになったとウワサのカラーギャングです。そんなところでしょうか、池袋と聞いて、俺がパッと思い出せる不良グループは。
――つまり、「豊島連合」は存在したけど、「池袋連合」は存在しないんですね?
瓜田 いや、そうとも言い切れません。というのも俺は当時、都内の第一線で不良をやってたつもりだけど、自分が一番だと思って周りが見えない状態だったから、もしかしたら俺が勉強不足で知らないだけで、そういう活動を行ってる奴らが、どこかに実在したのかもしれない。だから、俺が見た世界だけで「ない」と言い切るのは失礼かな。
――なるほど。
瓜田 ただ、仮にそういう奴らがいたとしたなら、当然、俺の存在は知ってたはずだし、俺の目の前に現れて挑発したりケンカを売ってきたりは、まずありえないことです。そういう接触がなかったから知らないわけで。あったら当然、知ってますから。それが答えです。で、その“池袋連合のなんちゃら”ってのが、どうしたんですか?
――この人なんですが(と言って、のぶみ氏の騒動を報じる記事をメール送信)。
瓜田 届きました。
――この顔に見覚えは?
瓜田 いや、まったく。(記事を読みながら)ふ~ん、絵本作家なんだ。すごいな、『情熱大陸』(TBS系)にも出てるんだ。この人が今、叩かれてるんですか?
――そうなんですよ。
瓜田 そいつの過去がなんであれ、ほじくり返すのは野暮ってもんでしょ。大切なのは、過去よりも今だから。子ども相手に本を作るなんて、素晴らしいことじゃないですか。こいつに限らず、昔ワルかった奴ら全員について思うことだけど、そいつが改心や更生をしたんなら、そこだけを見てあげたいし、見てほしいと思いますね。俺は自分も更生中の身だから、特にそう思いますよ。
――「池袋連合」がウソだとしても許容できますか?
瓜田 暴走族じゃなくて妄想族だったとしても、そういう妄想力があるからこそ、子ども向けの作品をたくさん作れるのかもしれないじゃないですか。絵本だかなんだか知らないけど、見栄晴みたいな顔して頑張って作ってるんだから、成功してるんだったらそれはすごいことだし、応援してあげたいと思いますよ。
引用:https://www.excite.co.jp/news/article/Cyzo_201802_post_150570/
ヤンキー界の重鎮・岩橋健一郎さんも
「私も勉強不足で池袋連合は知りません(笑)」と回答。
岩橋健一郎さんも元暴走族です。
絵本作家のぶみさんが池袋連合200人の総長だった件|文◎久田将義
でも、かなり怪しまれています。
160人もの集団になれば喧嘩騒ぎの1つくらいあるはずだが、それもない。
と書かれています。
西武線沿線では中井、東長崎スペクターといった暴走族。東武線沿線には金鹿(みなごろし・造字出来ず)があり、下赤塚金鹿などの武闘派チームが川越街道などを流していました。
彼らからしたら池袋周辺は地元といって良いでしょう。そこに池袋連合などという名前のチームがいたら潰しにかかるでしょう。
(中略)
しかし、それでも池袋連合がつぶされたという話は聞きません。ゲリラ的に潜っていたのでしょうか。
(中略)
・これほどまでに池袋連合の名前が出てこない。
・それほどの大人数だったら大小の喧嘩の話が出てくるはずだがそれも出て来ない。
という事で、こう考えるほかないようです。
池袋連合は恐らく、普段は一般人のようなカッコをしていて、パチンコかゲーセンかロサ会館あたりの居酒屋で集まっては武勇伝を語る大学生のサークルみたいなものだったのではないでしょうか。
引用:https://tablo.jp/archives/340
絵本作家のぶみ経歴&生い立ちを盛っていた?
2chではありますが、こんな書き込みもありました。
テレビ番組で使用される暴走族時代の写真に写っている人々は池袋連合のメンバーではないとのこと。
「実際のチームのみんなと写真は、違う人です。実際の仲間は、さらにヤンチャ族になり使えません。(^^;;」
「写真に写ってるのは、優しい、テレビに使われても、許してくれる仲間。」
引用:https://w.atwiki.jp/pakumi/pages/20.html
のぶみさん本人はテレビに出演した際に
- 池袋連合の総長を務めた
- 過去33回逮捕された
などと語っていますが…自分を売るための演出にすぎず
さすがに話を盛りすぎた?!
ということかもしれません。