矢沢永吉

矢沢永吉70歳の思いを語る!スッキリ密着独占インタビュー全文【画像・動画】



2019年7月17日、テレビ番組「スッキリ」が矢沢永吉さんに密着!

独占インタビューを行いました。

70歳を迎える矢沢永吉さんの言葉がカッコいい!と話題です。

スッキリで矢沢永吉さんが語ったインタビュー全文をまとめました。





矢沢永吉70歳の思いを語る!

2019年7月17日、テレビ番組「スッキリ」が

矢沢永吉さん独占密着映像を公開しました。

スッキリは、2019年開催の冠フェスに独占密着し

矢沢永吉さんにインタビュー!

このとき矢沢永吉さんは何を語ったのか、全文書き起こしをお届けします。

スッキリ密着独占インタビュー全文【画像】

スッキリはリハーサル直後の矢沢永吉さんを直撃しました。

全文書き起こしはこちらです。

【インタビュー1】70歳になるってマジかよと思った

70歳になるなんてマジかよみたいな感じですね。

いやまさかここまで この歳まで

歌うことが出来るとは思っていなかったです

もう本当に30歳くらいの時は

「50歳まで歌います」ってことで・・

その50歳は

遥か向こうの50歳に対して

“50歳まで歌えたらいいな”という思いを込めてね

「50歳まで歌いますよ矢沢は」って言ったもんですよ

それが今もう70歳になるんですよ あと2ヶ月で

本当にね ありがたいなって思いますね

【インタビュー2】音楽という職業をもらったんだな

こうやって音楽というものを僕はもらったなと

レコードを作るにしてもライブをやるにしても

音楽を 職業というものを もらえたと

それはこれぐらいの歳になって

より一層強く感じますね

職業として僕はもらったんだと

 

昔はもっと

ロックだぜ!みたいな

街から街へみたいな

気持ちいいとか

それだけだったんですけど 酒飲んでね

まぁ・・酒のんだなぁ

酒飲んで次の街 酒飲んで次の街・・

 

最近の若いロックバンドって飲まないんだってな

コンビニでなんか物買って

終わったら部屋に入っていくから

俺言ったんだよ

「なんでツアーやってんの?」って

俺のほうが変なこと言ってんだよ

「じゃあ 矢沢さんは酒飲むためにツアー行ってるんですか」って

あぁそうか そうとられちゃいけないなと思って

 

まぁ・・

僕の場合はそうやってやってきたでしょ?

でも 今ぐらいの歳になりますとね

「あぁ職業で音楽もらったんだなぁ」って

ありがたい気持ちのほうが大きくなりましたね

【インタビュー3】相変わらずアナログなのが矢沢スタイル

時代がだんだんデジタルになってきて

プロンプターみたいな

歌詞を間違えないために

目の前を転がしてやる歌手がだんだん増えてきているでしょう

僕は違うと思ってるからね

それはその人その人のポリシーの問題で

僕はプロンプター見ながらだったら顔がつい下になるだろうし

パフォーマンスまんすもついつい

こうなるじゃないですか(よそよそしい態度で)

僕はプロンプターが無いほうがパフォーマンスだと思っているし

もちろんこれは良い悪いじゃなくて

アーティストのスタイルですからね

で・・まぁ

そういうふうにデジタル化になり

プロンプターの転がしの時代になり

いろんな変化はありますよね

ありますけど ありますけど

相も変わらずアナログで

つば飛ばしながらというのが

矢沢のスタイルですかね

ほんで歌詞は飛ぶしね(笑)

【インタビュー3】最近の新曲・スタジオの様子について

矢沢永吉7年ぶりのアルバム

大人のロックです

大人のバラードです

ちょっと大人の音楽も書いてもいいなと最近思ってましたから

意識してそういうアルバム作りましたね

昨日もずっと缶詰になってやってましたけど・・

 

やっぱりエモーション

気分も空っぽでそのまんまスタジオに入って

さて どういう曲を1曲作ろうかな

みたいなことをやったりね

 

エンジニアが1人いて ここにマイク1つたてて

アコースティック1丁でどうしようかなって

(♪♪♪~)

おっいいじゃん 録っとけ録っとけ

こういう作り方もしたり・・

 

いろんな曲を作るんだって

缶詰になって作るのもいいけど

適当に気分だけで

ほろほろほろ~って転がすようにやって

そこからこう組み立てていくやり方も

エンジニアが1人いたら何かと出来たり

【インタビュー4】最近のアルバム制作のこだわり

アルバムって面白いんですよ

わざと・・「捨て曲」って言うんですか

アルバムの中で

「どうでもいい位置にお前はいろ」

みたいな曲があったほうが

他のカチッと作った曲がより一層引き立つんですよ

だから僕らは

「捨て曲がいるんだ」って言うんだけど

捨て曲っていうのが馬鹿にならないんですよ

いい役目するのよコイツが

「お前は捨て曲じゃないよ」

「お前は立派だよ」みたいなね

【インタビュー5】70歳になっても挑戦し続ける理由

なんかね 僕よりは

僕もそういうとこあるかもしれないんですけど

僕の周りにいるやつが

やたらやりたがるじゃないですか

「ボスこれやりませんか 写真展」って

「あっそう OK やろうか」とか言って

いっぱい写真もたまってるし

「OK OK やろうか」って・・

とにかく

周りに矢沢をところてんのようにプチュっと出したい奴が

いっぱいいるわけ

でもね 周りにやりたい奴がいっぱいいる

年齢が二回りも三回りも例えば違ったとしましょう

そういう若い奴らが僕のクルースタッフの中に交じってる

これは良いことですよ

僕はもう69歳 あと2ヶ月で70歳

もうね もう俺がんばったし ゆっくりするよって

やろうと思えばできるじゃないですか

だけど中に

「ボス次は展覧会しませんか」

「今度はフェスやりましょう」

とか言って(周りの奴らが)騒いでんだよ

「うっせぇなこいつら」って言いながら

決まってやるって言ったらチケットが即完売でしょ

Wow お前良いこと言うね やろうやろうってね

だからそうやってね

引っかき回すくらい面白がる奴が

中に交じってるっているのはいいですね

そういうのを面白がる自分が

また別にいるみたいですね

面白がってるんです 僕が

それでいいんじゃないですか

【インタビュー6】70歳になっても走り続ける秘訣とは

僕はね 思うけど

なんか・・何かその人その人にとって

熱くなれるようなものが

あるか無いかによって決まるんじゃないですか

もし無いなら見つけるとか作るとか

出逢ったらいいですね 出逢えたらね

それが無かったらつまんないでしょ

だから無いんなら作っちゃうみたいな 探してくるとか

僕も考えたんですよ

さぁこれから俺は70歳になって75歳になって

生きてたとしたら 何するのこれからって

若いときは・・若い時ってだいたい

女にモテたいとか いい車に乗りたいとか 金持ちになりたいとか

分かりやすいでしょ

僕もそうだったよ

いい車に乗りたいとか 女にモテたいとか

それも全部パスして

超えるというか通過して

さて70歳超えてどうしようかなって時に・・

あのMick Jaggerがなんで止めないかが分かる

分かるよ だってもう

止めたらまずいと思ってるんじゃないの

やり続けていないと落ち着かないみたいな

そんな感じじゃないかと僕は思うんですけどね

【インタビュー動画】70歳になってどうしよっかなって時に・・

インタビュー動画もご紹介します。

さて70歳超えてどうしようかなって時に・・

あのMick Jaggerがなんで止めないかが分かる

そう語った矢沢永吉さんの動画はこちらです。

まとめ

2019年7月17日、テレビ番組「スッキリ」が

矢沢永吉さん独占密着映像を公開したことを受けて

矢沢永吉さんのインタビュー全文をお届けしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。