沖縄タイムスが報じた「日本人お断り」のラーメン店が話題です。
お客のマナーに困った店主が期間限定で、2019年7月から「日本人お断り」の張り紙を出しました。
今回「日本人お断り」の張り紙を出したラーメン店は「八重山スタイル」といいます。
どんなお店なのか、どんな経緯で張り紙を出したのか、ネット炎上までの流れをまとめました。
石垣島の日本人お断りラーメン店・八重山styleとは?
石垣島のラーメン店「八重山style」の場所は石垣市大川
- 店名:八重山STYLE (ヤエヤマスタイル)
- ジャンル:ラーメン、沖縄そば、油そば
- 問い合わせ:0980-83-5142
- 予約可否:予約不可
- 住所:沖縄県石垣市大川209 ユーグレナモール 1F
店内は8名席カウンターのほかに、2~3名がけの小テーブルが2つあるようです。
石垣島のラーメン店「八重山style」味の評判は上々!
八重山stlyeの提供するメニューは、「まぜそば」「塩ラーメン」など。
食券を買って注文するスタイルです。
お店の看板メニューにある汁なしの八重山まぜそばは
まるで「パスタ」みたい!と評判です。(引用:食べログ)
少し甘めの塩味のスープが絡み、
まるでスープパスタ。美味いです。
このまろやかさは豆乳ですかね。
八重山そばのテイストもあって、何だか不思議な味でした。
いろいろな調味料を入れて、たくさんの味が楽しめます。
ごまとか、ピパーツ、山椒、マヨネーズなど。
ここでしか味わえないそばだなあと感じました。
石垣島のラーメン店「八重山style」の店主は有馬明男さん
八重山styleの店主は有馬明男さん。
名古屋出身で、元々中華そば屋で3年、つけ麺店で2年働いた麺職人です。
八重山が好きで、2006年からは八重山に通い、
竹富島のゲストハウスやフードバーで働いた経歴も。
その後運よく空き店舗を見つけ、名古屋から石垣島に移住。
2012年8月3日に「八重山style」をオープンしました。
現在は八重山に住み、独身で頑張っているようです。
石垣島の日本人お断りラーメン店となった理由・炎上の経緯まとめ
【5月3日】日本人客お断りを事前告知!理由は?
店主は、5月3日のFacebook投稿で、
「日本人お断り」とせざるを得ない理由を説明し事前告知していました。
お客様へ
現在、店主で一人でお店を営業しています。
うちのお店では海外のお客様と日本のお客様が
ご来店して頂いています。
海外のお客様に説明等で時間がかかってしまったり、
大人数でのご来店などで、
どうしても時間がかかってしまいます。
入口の注意書きを見て入ってくれている
お客様のおかげで
商品の提供時間はかかってしまいますが
何とか営業出来ている感じです。
そんな状況でも笑顔で帰ってくれる
お客様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、注意力のないお客様や常識のないお客様には
ピリついてしまいます。
プロ失格ですが店主も人間です。
5年間は観光できたので嫌な思いをさせたくない
のもあり我慢をしていた部分もあり
こういのは今の人達には伝えないとダメだと思い
今の形になっています。
おかげさまで店主と考えのあわないお客様が離れ
少しずつですが常識的なお客様に代わってきています。
ただ、これが夏の忙しい時期になると
観光客が大幅に増えマナーの悪い人達や
入口の看板を読まずに入ってくる注意力のない方などで
営業がしづらくなるのが目に見えています。
それで、日々、お店のルールを守って頂いてる
常連のお客様達にはご迷惑をおかけしますが
7月から8月末(伸びる可能性もあり)まで
日本人のお客様をお断りさせて頂いて
海外のお客様だけ対応のお店とさせて頂きます。
このお店が落ち着いている間に色々と
改善をしていく予定です。
まだ、まだ、色々と細かいことを
決めないといけないので
6月末に改めて細かいことを報告させて頂きます。
よろしくお願いします。
(引用:Facebookより)
店主は以前から店頭に、
「一人一杯、麺類の注文をお願いします」
「乳児・幼児お断り」
の貼り紙を出していたそうです。
店主は、この張り紙を見ずに入ってきた不注意な客や
マナーの悪い客に困っていました。
「日本人お断り」は精一杯考えた上での、苦肉の策だったようです。
このときのFacebookのコメントも、
「応援します」という良心的なものがほとんどでした。
【7月1日】日本人客お断りの張り紙を出す
店主は告知通り7月1日から「日本人お断り」をはじめました。
そしてFacebookでも度々、理解を求める発信をしています。
【7月13日】日本人お断り報道で炎上騒ぎに
店主なりに精一杯説明をつくしたうえでの「日本人お断り」対応でしたが
「日本人お断り」という稀なラーメン店を各紙が報じて状況が一変します。
「日本人客お断り」 沖縄県石垣島のラーメン店 客の悪態が年々悪化 バイトが接客を苦に退職し店主一人で切り盛り(引用:沖縄タイムス)
マナー悪い「日本人客お断り」の貼り紙 石垣島のラーメン店長が語った事情と影響(引用:JCATニュース)
これまで、
「自分勝手で横柄な態度の客がいるのは事実」
「お気持ち、察します」
「お店側も客を選んでいいと思う」
という理解ある声が多かったのが一変し、
「言ってる意味がわからない」
「閉店すればいい」
など、辛辣な声が多く寄せられるようになりました。
そして、来客数も激減。
7月12日の来客数はたった2名だったそうです。
【7月14日】店主がFacebook更新・戸惑いと決意
7月14日に店主がFacebookを更新しました。
悪質な電話や嫌がらせも起き始め、
炎上騒ぎに戸惑いを隠せない心中を綴りました。
八重山styleの店主です。
もう個人名も出てますので
フルネームで自己紹介しときます。
有馬 明男の42歳です。
長文で失礼します。
新しいことをするので批判覚悟で 挑戦させてもらいましたが
予想以上な反響で店主も戸惑っています。
今回、「日本人お断り」という苦肉の策を
使い不快な気持ち与えた方には申し訳ございません。
色々と差別とか書き込みが書いてありますが
そんな気持ちはありません。
日本人も海外のお客様もマナーが良い人も
悪い人もいます。
ただ、先月までの状況で冷静に判断して
日本人の観光客のお客様の方がマナーが悪く
海外のお客様の方がマナーがよかったので
こういった苦肉の策を使わせてもらいました。
ネットで取り上げて頂いてからイタズラ電話や
脅迫の電話など増えてる為、
お店の電話も非通知ガードを使い
留守番電話での対応をさせて頂いてます。
今はあまりコメントせずに見過ごすのいいと
思いますがコメントさせて頂きます。
脅迫やイタズラ電話ってマナー以前の問題と思います。
この行為っておかしくありませんか?
最初は地元の方や常連のお客様はOKにしようと
思っていましたが
口コミでも書いてるように
「店内で飲食したら店内に書いてないのに断られた」と
残念ながらあげあしをとる方がいます。
この時はお客はこの方しかいなかったのでよかったですが
もし、ルールを守って頂いたお客様がいたらスゴイきまずい思いをすると思います。
常連様が入って食事をしてたら、
きっとこういう方が「何であの人たちはいいんだ」と
いった行動が想像できます。
そうなると地元のお客様や常連のお客様が食べていると
不快ないな気持ちになるのは目に見えます。
なので今回は地元のお客様と常連のお客様には
ご迷惑をかけると思ったのでこういった
対応をさせて頂きました。
批判の電話を多く頂いておりますがなかには
応援してくれる方います。
本当に感謝しております。ありがとうございます。
同じような環境な人も沢山いると思います。
理不尽なことで大変だと思いますが
お互い頑張っていきましょう。
最後にこういった状況になって
お店に入りづらくなってしまい
常連のお客様や不快な気持ちさせてしまった方には
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。
(引用:Facebookより)
まとめ
沖縄タイムスが報じた「日本人お断り」のラーメン店がネットで炎上していることを受けて、これまでの経緯をまとめました。
たったひとりで営業するのは大変だと思います。お体に気をつけて、この炎上騒ぎも早く収まることをお祈りして、この記事を終わりにします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/xs563956/petitwings.com/public_html/wp-content/themes/jin/cta.php on line 8
Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/xs563956/petitwings.com/public_html/wp-content/themes/jin/cta.php on line 9