2021東京オリンピック空手競技・女子個人形の代表選手・清水希容選手。
金メダルの最有力候補として要注目の選手ですね!
今回は清水選手の学歴と当時のエピソードについてお伝えしていきます。
ぜひ最後までご覧になってください!
清水希容の生い立ち|小学校時代に空手を開始!父と兄も経験者
清水選手の家族構成は父・母・兄の4人家族です。
ご自身のインスタグラムで幼少期の写真も公開していました。
幼い頃の清水選手はロングヘアの似合う可愛らしい女の子だったんですね♪
清水選手の出身小学校は大阪市立住之江小学校です。
住之江小学校の教育目標は
めざす子ども像
- (知) すすんで学ぶ子
- (徳) 思いやりのあるやさしい子
- (体) たくましい子
とされています。
あまりに一致していて驚きましたが、この『知・徳・体』という3つの目標を体現しているのが清水選手と言えるのではないでしょうか!
清水選手が空手を習い始めたのは小学3年生の頃でした。
兄がやっていたのがきっかけで。それで私も通うようになりました。
出典:https://melos.media/training/26888/
引っ越しをした際に、お兄さんの通う道場を見学しに行って空手に魅力を感じたのだそうです。
私が通っていた道場はカッコいい女性の先輩が多くて、その姿に憧れるようになったんです。形がすごく綺麗で。
出典:https://melos.media/training/26888/
この原点と言える気持ちを忘れず一筋に打ち込んできたからこそ、今の清水選手の輝きがあると言えるでしょう!
清水選手が空手を始めるきっかけを作ったお兄さんですが、空手はしばらくして止めてしまったそうです。
お父さんも空手経験者ですが、子供のころ習ったことがある程度で空手に精通しているわけではないとのこと。
家庭環境の影響で空手の道に進んだわけではなく、清水選手自らの意志で競技者としての道を選択したということですね!
清水希容の生い立ち|中学時代のエピソード!全国3位に
清水希容選手の出身中学校は大阪市立真住中学校です。
教育目標として
夢に向かって「強み」が発揮できる心豊かな生徒の育成
を掲げています。
部活動に空手部はなく、帰宅部も可ということで中学時代は部活はやらず、帰宅後に道場に通う日々だったそうです!
清水選手は中学生時代に全国大会に出場し、3位という好成績を収めています。
当時の気持ちについて、清水選手のインタビューを紹介すると
中学生になって全国の舞台に出始めると、同級生の選手たちに負けたくない気持ちが湧いてきました。「絶対に頂点に立とう!」と誓って練習を続けてきましたが、なかなか結果はついて来ず……。
出典:http://mattel.co.jp/barbie60th_interview/kiyou-shimizu/
3位でも十分立派なのですが、本人は満足していなかったようですね。
小学生の時は習い事として楽しく空手に接していた清水選手。
中学で勝負に勝ちたいという競争心が芽生え、空手に対する姿勢が変化してきたことが伺えますね!
清水希容の生い立ち|高校時代の快進撃がスゴすぎる
清水選手の出身高校は大阪府東大阪大学敬愛高校(偏差値40-43)です。
私立の男女共学校で、学科は
- 普通科調理製菓コース
- 普通科こども教育コース
- 普通科総合進学コース
の3つが設立されています。
部活動では運動部の活躍が目覚ましく、空手道部も強豪校として有名です。
清水選手は高校進学について、インタビューで以下のように語っています。
私が道場であこがれていた先輩が敬愛に通っていたので、私も追っかけていった感じです。
出典:https://www.sankei.com
男性の先輩!?と思いましたが、おそらく女性の先輩のことでしょうw
小学3年で道場の先輩の形にあこがれ、空手を始めた清水選手。
敬愛高校に進学したのも当然の流れ、と言えるかもしれませんね。
そして、高校3年生のとき、清水選手は初の全国大会制覇をなしとげました。
こちらの動画では、清水希容選手が全国大会で初優勝した時の演武をご覧いただけます。
競技中はさすがの迫力ですが、インタビューではとても可愛らしい表情を見ることができます!
実は清水選手は高校2年までは全国大会で優勝したことがなく、自分を追い詰め、覚悟を決めるため両親とこんな約束をしたそうです。
『高校3年生になるまでに全国大会で優勝できなかったら空手をやめる』と親と約束をしました。
出典:https://www.mizuno.jp/
まさに背水の陣で挑んだ結果、待望の初優勝をつかみ取った訳ですね!
清水選手自身が語っているように、人生をかけて臨んだ大会でもありました。
この全国優勝が清水選手の空手人生にとって最大のターニングポイントであったと言えるでしょう!
清水希容の生い立ち|関西大学へ進学しシニア競技者へ
清水選手の出身大学は関西大学・文学部(偏差値57.5-60)です。
関西大学の体育会空手道部は、創部80年を超える歴史があります。
トップ強豪校とは言えませんが2002年からスポーツ推薦枠採用もあり、各大会での上位入賞実績もある伝統校として知られています。
大学進学について清水選手は以下のように語っています。
もともと空手を続けるための大学進学だったので、成績が落ちるようならば自らやめる覚悟はしていました。
出典:https://www.fielding.co.jp/
高校からの進路は常に空手を中心に考えており、清水選手の空手一筋の姿勢が伝わってきますね。
こちらの映像はNHKの録画で清水選手大学4年時の全日本選手権のものです。
格好いいですよね!
清水選手の大学在学時の主な大会成績もご紹介しましょう。
まずは、アジア・世界大会の成績がこちらです↓
第7回世界ジュニア&カデット21アンダー空手道選手権大会 | 優勝 |
第8回世界ジュニア&カデット21アンダー空手道選手権大会 | 優勝 |
第22回世界空手道選手権大会 | 優勝 |
第13回アジアシニア空手道手権大会 | 優勝 |
第17回アジア競技大会 | 優勝 |
そして、KRATE1 プレミアリーグの成績がこちらです↓
KRATE1プレミアリーグ2014沖縄大会 | 優勝 |
KRATE1プレミアリーグ2015沖縄大会 | 優勝 |
さらに、国内大会の成績がこちらです↓
第40回全日本空手道選手権大会 | 2位 |
第41回全日本空手道選手権大会 | 優勝 |
第42回全日本空手道選手権大会 | 優勝 |
第43回全日本空手道選手権大会 | 優勝 |
この大会成績は圧巻ですね!
大学3年時に初の世界選手権優勝を経験しています。
また全日本選手権では大学2年時に初優勝し、2019年大会まで7連覇という記録を打ち立てました!
シニア競技に挑戦する強い覚悟と決意
清水選手はインタビューで自身の空手道に対する想いを語っています。
本当は高校で空手はいったん終わりにするつもりでした。高校を卒業したら就職しようと考えていたのです。
出典:https://www.fielding.co.jp/
しかし、高校3年時にインターハイ優勝を経験したことで自信を持てるようになり、シニアの大会で闘う気持ちが強くなったと言います。
成績が上がらなければ大学中退も辞さないという強い覚悟が実を結び、あのすばらしい記録を残すことができたと言えるでしょう!
まとめ
今回は清水希容選手の学歴・エピソードについてお伝えしました。
清水選手の空手にかける強い想いがお分かりいただけたのではないでしょうか?
オリンピック初の採用となる空手競技で、金メダルを獲得することに並々ならぬ決意を燃やしていらっしゃると思います。
ぜひ皆さんも一緒に清水選手を応援しましょう!
最後までご覧くださり、ありがとうございました!