2019年4月21日、NGT48の山口真帆さんが卒業を発表しました。
卒業のときに語ったコメント全文から、陰湿なAKSの運営体質が改めて問われています。
山口真帆さんはコメントで
「目をそらしてはいけない問題に対して、そらさないなら辞めろ」
と言われたことを語りました。
一部では、これは違法な退職強要なのではないか、と問題視されています。
今回は、山口真帆さんの卒業動画・コメント全文とともに、今回の卒業に違法性はないのか調査しました。
山口真帆 卒業発表・コメント全文
山口真帆 卒業発表動画
山口真帆卒業発表全文 (1/4)「今の私がNGTのためにできることは卒業しかありません」#NGT48 #山口真帆 #チームG pic.twitter.com/N4Vu9uYiVz
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山口真帆 コメント全文
山口真帆さんは声を詰まらせながらもお手紙を読み上げました。
わたし山口真帆はNGT48を卒業します。
皆さんへ今まで黙っていた思いを言いたいと思います。私はアイドル、そしてこのグループが大好きでした。
だからこそ、このグループに変わってほしかったし、自分がつらかったからこそ、大切な仲間たちに同じ思いをしてほしくないとすべてを捨てる覚悟でとった行動でした。
事件のことを発信した際、社長には不起訴になった、イコール事件じゃないってことだと言われ、今は会社を攻撃する加害者だとまで言われていますが、
ただメンバーを守りたい、真面目に活動したい、健全なアイドル活動ができる場所であってほしかっただけで、
何をしても不問なこのグループに、もうここには私がアイドルをできる居場所はなくなってしまいました。
目をそらしてはいけない問題に対してそらさないなら辞めろ、新生NGT48は始められないというのがこのグループの答えでした。
だけど、この環境を変えなければ、また同じことが繰り返されると思い、今日までずっと耐えて最善を尽くしましたが、私にできたことはほんのわずかなことでした。
私には人の命より大切なものが何かはわかりません。
大切な仲間たちが安全にアイドルをできるようになってほしいと心から願っています。今の私にNGT48のためにできることは卒業しかありません。
ファンの皆様には本当に申し訳ないと思っています。
たくさんの方が応援してくれて私のもとには同じような被害にあった方からのメッセージが寄せられ私を見て勇気や元気が出たとおっしゃってくださる方もいました。
ですが、結果的にこのような形になってしまったことその方たちの希望もなくしてしまったのではないかととても申し訳ない思いでいっぱいです。
正しいことをしている人が報われない世の中でも正しいことをしている人が損をしてしまう世の中であってはいけないと私は思います。
たくさんの方が私のために自分の時間を削って私のことを支えてくれました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今後は皆さんご自身のために楽しいことに時間を使い、幸せになってほしいです。
皆さんが私に幸せになってほしいと願ってくれたように私もそう願っています。
そして私を今まで支えてくださったファンのみなさんこのような形で卒業することになってしまい本当に申し訳ありません。
以前のように歌って踊って毎週のように握手会があってお互いにまたねって言い合いたいのですが、5月5日と6日の握手会で最後の握手会になります。
そこでまたねの続きができたらうれしいなと思います。そこでは一緒に夢の話をしましょう。
そして、最終活動日は5月18日の卒業公演になります。
今度は夢に向かって歩いて行く姿を皆さんに見せられることができたらうれしいです。
私がこれからできることは今の苦しい姿ではなく、笑顔で幸せな姿を見せて皆さんに元気を与えることだと思います。
皆さんが私を助けてくれたように私も困っている人に手をさしのべられる人でありたいなと思います。
1人の人としてまた皆さんに愛してもらえるようにがんばります。そして今回のことで私は言わなきゃよかったんじゃないかって思うこともありました。
だけどやっぱりこうしてみんなとステージに立ってみんなで公演をしてファンの方に声援をいただいてメンバーのみんなやファンの皆さんと出会えたことが幸せです。
NGT48になってよかったなと思います。
メンバーのみんなにもファンのみなさんにもこれからの人生屈せず生きてみんなには笑顔で笑っていてほしいなと思います。
残り1か月もありませんが、最後まで1人の人としてもNGT48としてみなさんに今度は笑顔でまたお会いできたらうれしいなと思っています。
あと少しの間ですがどうぞよろしくお願いします。
「そらさないなら辞めろ」は違法な退職強要?
AKSの対応にはファンから怒号が飛びました。
国際人権団体の弁護士からも著しく不当な結論であるとの意見が寄せられています。

専門家の弁護士からは次のような意見が出ています。
「不起訴になったから事件じゃない」については、不起訴でも人権侵害であり、再発防止は運営の責務である。
「会社を攻撃する加害者だ」は被害者をトラブルメーカーとして責めるありえない暴言である。
「そらさないなら辞めろ」は違法な退職強要に該当する。
これらが本当に山口真帆さんに向けられた言葉だとしたら違法性があるとの意見のようです。
もちろん、これは山口真帆さんの主張であって、AKS側は言ったことは決して認めないでしょう。
言った言わないで水掛け論になりますし、山口真帆さんも望んでいないと思います。
とはいえ、「事件について目を逸らさないなら辞めろ」は酷い話です。
コレが本当であれば違法な退職強要という専門家の意見もとても参考になるものです。
まとめ
山口真帆さんが卒業発表を受けて、今回は、山口真帆さんの卒業動画・コメント全文とともに、今回の卒業に違法性についてお届けしました。
卒業のときに語ったコメント全文から、陰湿なAKSの運営体質が改めて問われています。新生NGTの幸先は不透明なままです。