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折りたたみスマホはメリットあるの?高額で微妙…の声。サムスンGalaxy Fold発表。



2019年2月21日、サムスンの最新機種・折りたたみスマホ「Galaxy Fold」は発表されました。

そこで気になるのが使い勝手です。本当にメリットあるのでしょうか。メリット・デメリットを考察しました。




サムスンGalaxy Fold発表|高額で微妙…の声

1.スペック

既にイメージビデオも公開されています。

  1. Androidデバイス
  2. 内側に7.3インチの折りたたみできるディスプレイ装備
  3. 外側には4.6インチディスプレイ装備
  4. 全部で6つのカメラを搭載
  5. 12GBのメモリ(RAM)
  6. 512GBのストレージ(ROM、UFS 3.0)
  7. バッテリーは4320mAh

両面にサイズの異なる有機ELディスプレーがあり、本のように畳むことができます。開いた状態では画面が広く動画が見やすくなるうえ、画面を3分割して複数のアプリを同時に使うといったことも可能です。

2.発売時期

世界各地で4月26日から発売開始となります。ただ、日本での発売時期は未定

実はサムスンは日本でスマホの直接販売をしていないため、今後販売されるかどうかはNTTドコモやKDDIといった通信事業者の方針次第となるようです。

3.価格

発表前から価格は20万円くらいすると噂されていましたが、その噂どおり公式価格は1980ドル(約22万円)とのこと。普通のPC並みに高いので微妙な声が多いですね。

未来感はすごくありますが、価格は確かに高いですよね。




折りたたみスマホはメリットは?

1.カバンのサイズの自由度が増す

タブレットが小さく折り畳めるので、カバンのサイズ選択の幅は広がりそうです。

気に入ったカバンがあるけどタブレットが大きくて入らないから無理か

などと思わなくてよくなります。場合によっては、カバン不要でポケットに入れて出かけることもできるでしょう。

2.動画や電子書籍を楽しみやすくなる

スマホの画面が大きくなるので、動画は見やすくなりますし、電子書籍は圧倒的に読みやすくなるでしょうね。特に雑誌などの固定レイアウトの電子書籍は画面が大きいほうが読みやすいです。

3.写真が撮りやすくなる

若い方にはあまりピンとこないと思いますが、タブレットの大きい画面の方が写真が撮りやすいと話す中高年の方は意外に多いです。確かに画面が大きいので見やすいですし、写真ボックスを眺める時も使いやすいですね。

4.異なるアプリを複数起動できる

サムスンの「Galaxy Fold」は、画面を3分割して複数の画面を同時に起動できるという特徴があります。

たとえば、気になる商品を検索する時に「気になる商品を見ながらショップ概要や地図を同時に起動したりレビューを読んだりする」ということもやりやすくなるでしょう。




折りたたみスマホはデメリットも大きい?

1.電池の持ちの問題

スマホの電力消費のうち、約3割がディスプレイに消費されていると言われているそうです。

折りたたみスマホは従来のスマホよりも使用画面が大きく、画面が大きければその分電力消費も大きくなるため、電池持ちの面でやや不利になる可能性があります。

有機ELディスプレイは液晶と比べて30%省エネと言われるので、極端な電池持ちの悪さは感じないかもしれませんが、「電池が長持ちする」とは考えないほうが良さそうです。

場合によっては充電器を携帯しないといけなくなるかもしれません。

2.厚み・重量が携帯に不向き

折りたたみスマホを折り畳んだときに、どうしても厚みが出てしまいます。重さも従来のスマホと比べると重量感がありますね。

これは気になる人とならない人で意見が分かれそうですが、場合によっては「携帯には不向き」と感じる人もいるかもしれません。

3.余計なデバイスが必要になる

厚みや重量が気になる場合、電話として使いづらいというのがあります。最近はBluetooth(ブルートゥース)でイヤホンに飛ばしたりできますが、そういったデバイスを新たに購入する必要が出てきて余計な出費が生じてしまうことも考えられそうです。

4.目新しさゆえの問題

新発売機種というのは、実際に発売してから問題が噴出するケースもあります。もちろん発売前にテストしているでしょうが、こればかりは発売後の様子を見ないとわかりません。

実はサムスンにはこんな声もあります。

22万円は高い買い物ですから、様子見の人が多いのではないでしょうか。