お笑いタレント渡辺直美さんの中学時代の同級生・とんだ林蘭さん。コラージュ作家とも評される彼女の作品に人気が集まっています。
2019年1月7日放送の番組「しゃべくり007」に渡辺直美さんが出演し、直美イチ押しアーティストとして、同級生のとんだ林蘭さんが登場しました。
人気のコラージュ作品とはどのようなものなのか、その作風や、とんだ林蘭さんのプロフィール、渡辺直美さんとの接点についてもまとめました。
とんだ林蘭はコラージュ作品が大人気!
とんだ林蘭さんはコラージュ作家と評されるほど、コラージュ作品が大人気です。
うおおおおおい最高だなそれそういうコラージュどちゃくそ好きなの…
昨日とんだ林 蘭さんって方のインスタ見てて余計好きになったの…センス良いなあ— 中田 (@nkt_syumi) December 25, 2018
https://twitter.com/shohei_numa/status/1080462453714997248
遅れて聞いてます。KENさん、しをりんさんこんにちは!
今日のゲストのとんだ林蘭さん、楽しみです✨彼女のコラージュは個性的でとってもかわいいので、ファンです! #TSG80— Mayu (@beerxbeer_215) August 17, 2018
雑誌の写真切り取ってとんだ林蘭さんみたいなコラージュ作りたい
— 酢豚 (@sweet_pacific) November 22, 2018
コラージュってどんな作品なんでしょうね。見ていきましょう。
コラージュ作家・とんだ林蘭の作風は?
コラージュとは
コラージュ(仏: 英: collage)とは現代絵画の技法の1つで、フランス語の「糊付け」を意味する言葉です。発祥はフランス。
新聞の切り抜き、壁紙、書類、雑多な物体など、ばらばらの素材を組み合わせることで、例えば壁画のような造形作品を構成する芸術的な創作技法のことをいいます。
とんだ林蘭さんの代表的な作品には例えばこのようなものがあります。(以下写真出典:VOGUE GIRL)
上の作品は、3つの素材を組み合わせたコラージュです。背景ベースになる「人物」の素材に、「A」という素材と、「飲み物」の素材、の3つを糊付けしていますね。
素材は、恐らくポスターや雑誌なんかの切り抜きだと思います。コラージュではよく雑誌やポスターの切り抜きなどが使われます。
とんだ林蘭さんの作品は、自身のコラージュ作品をバッグやTシャツなどにプリントして商品に仕上げているものが多いですね。
例えば、上のコラージュ作品は下の写真のような商品(バッグやTシャツなど)になっています。
とんだ林蘭の作品の特徴は?
とんだ林蘭さんの作品はとにかくユニークで個性的、ある意味ではシュールです。
特に現代絵画の技法であるコラージュを用いることが多く、洋雑誌の切り抜きを好んで使います。また、それらを貼り合わせた作品や、写真にペイントを施したものも多いです。
昨年は、”コンプレックス”をテーマにコラージュポーチを製作し話題になりました。
【She isギフト限定販売】特集「#Dearコンプレックス」に沿いコラージュ作家・とんだ林蘭さん(@tondabayashiran )とつくった「まともな美学ポーチ」は、メイク道具など変身するためのアイテムがたっぷり入る艶やかな巾着型。ロープ状の持ち手は肩から下げることも可能です。https://t.co/i5WR2xhI6t pic.twitter.com/Rwf0IamF25
— She is (@sheis_jp) August 7, 2018
上のコラージュポーチは、紺色をベースにしたポーチ。
プリントしてあるコラージュは、太った女性が背中に赤い薔薇を背負って、計りのようなものに乗っている、、?なんとも個性的でシュールな感じです。
このコラージュポーチを発表したとき、とんだ林蘭さんは、
「あなたのアイデンティティーを、口紅やナプキンやファンデーションと一緒に、かばんの中に入れたりトイレの中に持って行ってください」(出典:FASHIONSNAP.COM)
というコメントを添えたそうです。独特ですね。
またiPhoneケースも有名です。昨年の作品はこちら。
https://twitter.com/CINRASTORE/status/1019197540800040960
奇妙さと愛らしさが共存した刺激的なビジュアルでファンに人気です。
シルバーの星が彩られた背景のiPhoneケース。中心のコラージュは「THE BETTER」の文字と女性の影が。なんとも、、ユニークです。
とんだ林蘭の原点・渡辺直美とも接点が?
とんだ林蘭のプロフィール
- 生年月日:1987年11月22日(31歳)
- 出身:東京都足立区生まれ、茨城県育ち
- 出身校:文化服装学院
- 活動期間:25歳から
中学卒業後に文化服装学院に通い、学院卒業後はアクセサリーの販売をするなど、25歳まではOLをしていました。
あるとき、行きつけの浅草の服屋で落書きをしていたところ常連さんから「イラストレーターになってみたら?」と言われ、常連の服屋さんで個展を開くことに。
その後、木村カエラさんに発掘され仕事へと発展していきます。木村カエラさんが、とんだ林蘭さんの作品をInstagramで見つけ声をかけたのだとか。
今では、あいみょんのジャケットを担当するなど活躍の幅を広げています。
とんだ林蘭の愛読書
ブラックユーモアのあふれる作品がお好きなようです。とんだ林蘭さんの愛読書はこちら。(出典:Hanako.tokyo)
1.『食べられた男』阿刀田高著。ブラックユーモア満載の短編集。(講談社文庫/新装版571円)
「中学生の頃に読んだのですが内容が少し大人っぽくて。自分の中でしばらく“エロ本カテゴリー”に入ってました」
2.『赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。』赤塚不二夫著。表紙がない状態で手に入れた中古の本。(メディアファクトリー/637円、税込)
「タモリさんとの対談が特に好き。パンクでアナーキーな2 人に惚れます」
3.『もものかんづめ』さくらももこ著。『ちびまるこちゃん』の作者が放つ爆笑エッセイ。(集英社文庫/390円)
「笑い死ぬかと思うほどおもしろい。さくらさんの淡々とした文章と、くだらないことを丁寧に拾う視点が好き」
とんだ林蘭の趣味嗜好
小さい頃からお笑いや漫画が好きだったようですね。また、美容グッズでは「口紅」にこだわりがあるようです。
Q.1 美容に目覚めた年齢は?
▶ 3歳の頃に、母の口紅に興味を持ち、自分で勝手に塗っていた記憶があります。Q.2 初めて自分で買った化粧品は?
▶ 中学1年生の時に、透明のマスカラを買ってすごく嬉しかったのを覚えています。Q.3 あなたのビューティアイコンは?
▶ 山口小夜子さん。楠本まきさんの漫画に出てくるキャラクターたち。Q.4 美容の情報はどうやって集めていますか?
▶ 友人や知り合いから良いものを教えてもらうことが多いです。Q.5 毎日持ち歩くバッグには、どんな化粧品が入っていますか?
▶ 口紅が3本ほど入っています。
その時の気分によるのですが、M・A・C、トム フォード ビューティ、3CE、ナーズのものが多いです。Q.6 美のために欠かさない習慣は?
▶ プールを週2回と、コールドプレスジュースをたまに飲んでいます。Q.7 いま一番気になっているビューティ関連の話題は?
▶ 鍼をやったことがないので気になっています。Q.8 お気に入りのビューティアドレスは?
▶ 美容室はoffに行っています。Q.9 ヘアスタイル、ヘアケアのこだわりは?
▶ 昔はいろんな髪型にしたい願望がありましたが、いまはできるだけ顔の骨格のコンプレックスを隠してくれたり、自分の服装のスタイルに合う髪型を考えるようになりました。Q.10 メイクで大切な3つのアイテムを教えてください。
▶ M・A・Cのアイシャドウベース、濃い色の口紅(日によって使うブランドが違います)、イヴ・サンローラン・ボーテのトップシークレット モイスチャーエクラ。Q.11 ルーティンのスキンケアで欠かせない3つのアイテムを教えてください。
▶ THREEの洗顔フォーム、ヤーマンの美顔器、サラハップのリップスクラブ。Q.12 そのほか、欠かせないビューティアイテムは?
▶ ジョー マローン ロンドンのバジル&ネロリのボディクリーム。(出典:madame FIGARO.jp)
渡辺直美との接点は?
とんだ林蘭さんと渡辺直美さんは共に、茨城県石岡市石岡中学校の同級生。お二人がコラボした作品がこちらです。
とんだ林蘭さんと渡辺直美さんは、過去に対談したこともあって、
N(treasures編集部 注 渡辺直美さん) とんだ林蘭さんのことは知ってたけど、まさか、さきちゃん(=本名)だったとは!
R(treasures編集部 注 とんだ林蘭さん)成人式ぶりだよね。連載が決まってすぐ頭に浮かんだのが直美ちゃんだった。自分を全部出し切ってるのがカッコいいなって。
N いや、さきちゃんこそ女子のいいところを切り取ったリアルな作品を発表していて。同性からの支持が半端ないのがスゴイ。そう、さきちゃんといえば、雑誌『egg』のストリートスナップに載ってるのを見て「すげー!」って思ったのを覚えてる。
R 結構、強めなギャルだったからね(笑)。そう、中学生の頃、放課後に「面白い子がいるんだって」と言われて直美ちゃんの話を聞きに行ったことがあるんだけど、覚えてる?
N え? 覚えてない! (出典:宝島オンライン)
と談笑しています。
まとめ
お笑いタレント渡辺直美さんの中学時代の同級生・とんだ林蘭さん。
とんだ林蘭さんのコラージュ作品や、プロフィール、渡辺直美さんとの接点についてまとめてみました。
活躍の幅が広がって、今まさに注目されているアーティストです。奇妙さと愛らしさが際立つ個性的な作品にはファンも多く、今後が益々楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。