矢沢永吉

永ちゃんコールがないと寂しい!全国矢沢連盟の総会長がSPと交わしたエピソードとは?



今回は、全国矢沢連盟の総会長がSPと交わしたエピソードを取り上げます。

矢沢永吉さんの熱狂的ファンが全国各地に私設応援団を作っているようですが、その一つに全国矢沢連盟という組織があるようです。

2019年1月25日発行の雑誌「昭和の不思議101」に、全国矢沢連盟の総会長・笠井孝二さんへのインタビューが掲載されていました。

書籍『昭和の不思議101』

書籍『昭和の不思議101』

(内容紹介)

全国矢沢連盟と友好団体が集結 永ちゃんと共に長い旅
笠井孝二 絆と信念

今回は、この雑誌で取り上げられている内容について、一部ご紹介したいと思います。





全国矢沢連盟の総会長

同雑誌で、全国矢沢連盟の総会長として紹介されているのは、笠井孝二さんです。

笠井さんは、80年代は改造した単車で会場に駆けつけたり、かなりなヤンチャ振りを発揮していたそうです。

永ちゃんコールにまつわるエピソード

コンサートでの飲酒禁止

矢沢永吉さんは、以前からファンのマナーについて随分と頭を悩ませていたそうです。

公式ページでもあるように

  • 周囲の人に威圧感を与えるような私設応援団の活動
  • 旗振り、特攻服などの威圧行為
  • 周囲に迷惑となる永ちゃんコールの強要・煽り

などは認めていません。しかし、上のような行為がファンの間で散見されたため、

最初は、矢沢永吉さんはコンサートでの飲酒を禁止することからマナーの強化を図ったようです。

永ちゃんコールにSPが飛んでくる

笠井さんは飲酒禁止にはさほど抵抗しなかったようです。

ただ、笠井さんは「永ちゃんコールをやりたい」という強い思いから矢沢永吉さんに弁護士を通して嘆願書を送るなど、活動を続けました。

全国矢沢連盟の永ちゃんコールの動画はこちらです。

しかしその頃から、《永ちゃんコール》をするとSPが飛んでくるようになったとか。

永ちゃんコールがないと寂しい!SPと交わしたエピソード

SPが飛んでくる時期がしばらく続いたため、当時、笠井さんもきちんと矢沢さんサイドの意図を汲んだそうです。

矢沢さんサイドに

“永ちゃんコールをいっさい止める”

と告げ、永ちゃんコールをやらなくなりました。

その後は、一般の人だけが永ちゃんコールをやる時期が続いたそうです。

しかしSPからこんな言葉が漏れるように、、。

2年間くらい一般の人だけがやってたんです。そしたらSPが遂に

“寂しいですね~”って言ってきたんよ。その時とばかりに

“わかるやろ?他のコンサートは酒もある。ここにコールもなかったらどうやねん”

と。そしたら向こうも

“わかります”

と。

“それやったら俺らがお膳立てして盛り上がる会場の方がええやろ”

って。それからはSPも

“すぐ終わってくださいね”

って言うけど、

“でも仕事だから行きます”

と。その関係ができた時に、ウチのメンバーが並んで

“お疲れさまでした”

と言ってくれたのがごっつ嬉しかったね。

(引用元:雑誌「昭和の不思議101」)

SPさんは、

永ちゃんコールを阻止しなければならない立場ですし、それが仕事なんだけれど、

笠井さんたちの永ちゃんコールが無くなって、

“永ちゃんコールがないと寂しい”

という同じ思いを感じていたそう。

“すぐ終わってくださいね”

と言ってくれたSPさんに対して

笠井さんたちメンバーは感謝の気持ちから

「お疲れ様でした」

と声をかけたのです。

永ちゃんコールは周囲に迷惑とならないように

今回、私設応援団の出禁の話が出ていますが、矢沢さんは

  • 周囲に迷惑となる永ちゃんコールの強要・煽り

を認めていないだけですので、永ちゃんコール自体を禁止している訳ではないと思います。

実際、永ちゃんコールは、矢沢永吉さんのライブ名物です!

ライブでの永ちゃんコールの動画をご紹介します。

こんなコールは他のライブでは、なかなか見られるものではありません。

素敵なエピソードが残る永ちゃんコールです。

まとめ

2019年1月25日発売の雑誌「昭和の不思議101」に、全国矢沢連盟の総会長・笠井孝二さんへのインタビューが掲載されていましたので、その内容の一部をご紹介しました。

最後までお読みいただきありがとうございました。