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ZOZO前澤社長がお年玉企画でゾゾ離れ記事に反論?プレゼントがTwitterルール違反の可能性は?



2019年1月5日夜23時頃、ZOZOTOWN社長が自身のTwitterで「総額1億円のお年玉」と題して、100名に100万円の現金をプレゼントする企画を発表しました。

今回の企画は、「ZOZOTOWN新春セールが早くも100億円突破したことを記念して、、」とのことのようですが、

実は同日の早朝5時頃に、東洋経済オンラインで「ついに始まる?アパレル「ゾゾ離れ」の現実味」という記事が出ていたのです。

プレゼントの真意は何なのでしょうか?

東洋経済ゾゾ離れ記事が雑誌アクセスランキングトップに

東洋経済オンラインは2019年1月5日早朝5:10に「ついに始まる?アパレル「ゾゾ離れ」の現実味」と題した記事を公開しました。

この記事の報道内容は次のようなものです。

ゾゾタウンで、「23区」や「自由区」などを展開する老舗アパレルのオンワードホールディングスが昨年12月25日、傘下に持つ全ブランドの商品販売を取りやめた。

オンワードは「自社商品の値引きが日常的に行われることでブランド価値を毀損する可能性が高い」と判断、撤退を決めた。

「ゾゾタウンで常に安く売られている」というイメージが付きまとうことを懸念するブランドが増えるようになった。

売り上げに応じてZOZOに支払う出店手数料の高さも、ブランド側が“脱・ゾゾタウン依存”を模索する理由になっている。

オンワードのように自社サイトでの販売比率が比較的高いアパレルは、今後のZOZOのサービス方針次第で「ゾゾ離れ」が続く可能性もある。

(引用元:東洋経済オンライン

この記事は早くも注目され、同日中にヤフーの雑誌アクセスランキングのトップ(1位)を飾りました。

東洋経済ゾゾ離れ記事にZOZOTOWN社長が反論!

東洋経済のこの報道に対して、ZOZOTOWN社長は同日の1月5日午後15時頃にTwitterで反論しました。

オンワードが一時的に商品を非表示にしている事実はあるが、正式に「撤退を決めた」という連絡は受けていないとのこと。

ZOZOTOWN社長は、

オンワードの名誉のためにも憶測記事は控えてもらいたい

「ゾゾ離れ」というタイトルに違和感と悪意を感じる

東洋経済さん、ならびに記者の真城さんの誠意ある対応を望む

と反論しました。

まず、オンワードさんが商品を一時的に非表示にされ、様子を見られているのは事実ですが、正式に「撤退を決めた」という連絡は私は受けておりません。オンワード保元社長とは何度もご飯に行く仲ですので、そうした関係性もある中、メディア先行で「撤退」という情報が流れ困惑しているのは私たちだけでなくオンワードさんも同じかと思います。オンワードさんの名誉のためにも、憶測記事は控えていただきたいものです。

また、ZOZOTOWNでは約7000ブランドさんの取扱いをさせていただいてますので、新規出店や退店は日々発生しています。例えば今期はすでに170店が出店してくださっており、このあと3月までにさらに約30店が新しく出店予定です。また年々出店ショップさんは増え続けています。

そうした状況であるにも関わらず、読者に対して、多くのブランドの退店が相次いでいるかのような印象を与える「ゾゾ離れ」というタイトル設定に非常に違和感と悪意を感じます。

東洋経済さん、ならびに記者の真城さんの誠意ある対応を望みます。

最後に、、、

目立てば目立つほどいろいろ言われることも多くなってきましたが、私どもは、まずはお客様、そして出店くださるブランド様やお取引先様、応援してくださる株主様、関わる全ての皆様に喜んで感動していただけるよう、スタッフ一同楽しみながらも一生懸命に努力を続けていきたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

(引用元:Twitter NEWS PICKS

東洋経済さんがどの程度の根拠をもって「ゾゾ離れ」の記事を出したのか分かりませんが、もし単なる憶測記事だとしたら、とんでもない名誉毀損!

ZOZOTOWN社長の言い分ももっともなことです。東洋経済さんが、どのように対応するのか注目されます。

そして、この反論の数時間後に、前澤社長はお年玉企画のプレゼントを発表しました。

100人に100万円をプレゼントするお年玉企画

ZOZOTOWNの前澤社長は、東洋経済に反論したおよそ7時間後の1月5日夜23時頃に、

「総額1億円のお年玉」と題して、100名に100万円の現金をプレゼントする企画を発表しました。

応募方法は、

社長個人のTwitterをフォローした上で、このツイートをRTするだけ。受付は1/7まで。当選者には社長個人から直接DMが送られるとのこと!

さっそく反響を呼び、RT数が伸びています。

プレゼント企画の真意は何か

ZOZOTOWN社長は今回の「総額1億円のお年玉」企画については、

ZOZOTOWN新春セールが史上最速で取扱高100億円を先ほど突破!!日頃の感謝を込め、僕個人から100名様に100万円【総額1億円のお年玉】を現金でプレゼントします

とコメントしています。

新春セールが史上最速で取扱高100億円を突破したことを記念した企画のようですね。

ただ、

東洋経済のゾゾ離れ記事が出た当日中に、東洋経済へ反論、その数時間後に社長が上のようなコメントを添えて企画を発表。

一連のタイミングからして、個人的には、

ZOZOTOWNは業績好調!根拠のない記事で不安を煽るな!

という、東洋経済さんへの反論の意図も込められているような印象を受けました。

プレゼント企画はTwitterルールに違反?

100万円プレゼントのお年玉企画には、早くも多くの反響が寄せられています!

100万円もらえるとあって、リツイートする人が続々と出ているようです。

この企画は、多くの反響をよんでいる一方で、Twitterルールに抵触するのではないかとの指摘も出ています。

Twitterのルール違反行為の1つに

アカウントへの反応(フォロワー、リツイート、いいねなど)を購入、販売、または作為的に誇張しようとした場合

があります。

この企画が、「1億円のお年玉でフォロワーを買う」行為にも受け取られかねないとのことのようです。

この企画は果たしてTwitterのルールに抵触しているのか、、その判断は非常にグレーな領域のようです。

まとめ

1月5日に話題になった、東洋経済オンラインのゾゾ離れ記事、ZOZOTOWN社長の反論、お年玉企画の反響やTwitterルール違反の可能性について、まとめてみました。

最後までお読みいただきありがとうございました。