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ウィンナーコーヒーの由来は?外国人には通じない和製言葉だった!



こんにちは。コメダ珈琲でメニュー表を見るたびに気になる「ウィンナーコーヒー」。

どうしてウィンナーなんでしょうね。。どう見ても、ホイップじゃん!と思ってしまうのですが。

今回は、ウィンナーコーヒーの由来について調べてみました。ちょっとした豆知識として、気軽にお付き合いくださいね。

なぜウィンナーコーヒーなのか?その由来とは?

ウィンナーコーヒーとは、ホイップを浮かべたコーヒーのことですね。始まりは、オーストリアだと言われています。

オーストリアの洋菓子として知られるザッハトルテは有名ですが、このザッハトルテの生みの親であるザッハホテルのカフェ・ザッハで、コーヒーにケーキ用のクリームを浮かべたのが始まりだと言われています。

ウィンナーコーヒーという呼び方は、オーストラリアの首都ウィーン(Wein)に由来しており、ウィーン風の(Weiner)という言葉から来ているようです。

しかし、肝心の発祥の地であるウィーンでは「ウィンナーコーヒー」とは読んでいないようですから驚きです。

唯一近いものが「アインシュペナー」と呼ばれるコーヒーです。「アインシュペナー」(Einspänner ) は「一頭立ての馬車を操る御者」という意味があります。御者が主人を待つ間に飲まれていたことから、このように呼ぶようになったのだそうです。

ウィンナーコーヒーという言葉は、完全に、和製言葉だったようです。海外に行っても通じませんので注意しましょうね。

海外では「ウィンナーコーヒー」とは呼ばない

海外ではホイップ入りコーヒーのことをなんと呼ぶのでしょうか?

英語にすると「Coffee with Whipped Cream」(ホイップ入りのコーヒー)ということになります。特別な言葉はありません。英語圏では、このように呼ぶと良いようです。

他にもある!コーヒーの和製言葉「アメリカンコーヒー」。

他にも、豆知識として、アメリカンコーヒーも和製言葉です。英語にすると、アメリカンコーヒーは「Weak Coffee」(薄いコーヒー)と呼ばれます。

アメリカでは、コーヒーを1日に何杯も飲むことから濃いコーヒーは体に良くないということで最初から薄味になっているそうです。ですので、アメリカでは普通に街のコーヒー(Coffee)が、日本でいう薄味のアメリカンコーヒーと考えてよいそうです。

本日はちょっとした豆知識のご紹介でした。調べてみると色々と面白いですね。最後までお読みいただきありがとうございました。